フルサイズ機のD750に移行してから、新たにレンズや三脚を購入し、撮影に行くときの装備がどんどん大がかりになってきました。
はじめは普通のリュックに24-120mmF4を付けっぱなしのD750とTamronレンズを一緒にゴチャッと入れていたのですが、歩く度にカチャカチャ聞こえるわ、カメラがバッグの底に埋もれるわで、なかなか精神衛生的に良くない。さすがにそんな扱い方をしていたらいつか壊しそうなので、カメラバッグの購入を決意しました。
カメラバッグを探してヨドバシカメラをうろついていると、ひときわ目を引くやたらかっこいいカメラバッグと運命の出会いを果たしました。それがThuleのperspektiv daypackでした。
デザインが他のカメラバックと比べて段違いにカッコよくて即決しました。
購入から2か月経ったので使用感を紹介したいと思います。
スポンサーリンク デザイン性
まずは、僕が即決する理由となった、他のカメラバッグと一線を画したカッコよさについて紹介したいと思います。
thule perspektiv daypack
まずいきなりですが誤らせてください。僕には物撮りの才能と設備がなくて、こんなにもカッコ良いthuleのバッグをカッコ良くお見せることができなかったんです。
その代わり動画を貼っておきます。カッコよさが伝わるはずです。
グレーのボディに水色のキーカラーが映えていてめちゃくちゃカッコよいですよね。
他のカメラバックって、見た目がガチャガチャしているものが多いのですが、thuleのカメラバッグは多くの収納が内側に隠れているためシュッとしていてスマートに見えます。
購入して2か月経った今でも、デザインのカッコ良さには満足しています。いまだに、thule perspektiv daypackよりカッコよいカメラバッグは見かけていません。
(それにしても、この動画、なんでバナナ収納してんですかね。カメラバッグがバナナ臭くなりそう。)
カメラ保護性能
これはthuleが最も重要視しているところです。
thuleのホームページにはこう書いてあります。
Thuleは、アクティブライフを自由に楽しみたい人々を応援し、大切なものを安全に、手軽に、スタイリッシュに運ぶために役立つ手段を提供します。
引用:thule ホームページ
thuleは車のルーフラックや自転車用のサイクルラックも手掛けており、「物を安全に運ぶ」ことを得意としているブランドです。
このperspektiv daypackの保護性能も抜群に良いです。
先ほどの動画からも分かると思いますが、ファスナーはすべて止水処理されており、つなぎ部から水が内部に流入することはありません。また、生地も撥水生地になっています。さらに、レインカバーもついているので、雨に対しては無敵です。
また、実際にthuleのバッグを触っていただければわかるのですが、ボディはしっかりした硬さがあり衝撃からカメラを保護することができます。カメラ周辺は緩衝材で保護されているため、よほど強い衝撃が加わらない限り壊れるということはまず無いと思います。
機動性
写真撮影となると、長時間歩くことも珍しくないため、機動性は重要です。
thuleカメラバックの背面。クッションがしっかりしています。
perspektiv daypackの背面にはしっかりしたクッションが入っているため、長時間歩いても腰が痛くなりにくいです。
肩掛け部も太目のため、肩全体に負荷がかかるため重さが肩の1点に集中することはないです。
腰部にも肩掛け部と同じ太さのベルトがついており、腰と肩で負荷を分散させて担ぐことができます。
機動性にも特に大きな不満はありません。
強いていうのであれば、左右の腰ベルトを結合する部分の紐の幅が狭いため、腰ベルトをきつく締めすぎると紐がお腹に食い込むので若干の窮屈さがあります。
スポンサーリンク スーリー(Thule) perspektiv daypackの容量
そもそもperspektiv daypackのコンセプトが「街歩きの撮影機材の持ち運びから普段使いまで」であるため、容量を評価するのはナンセンスなのかもしれませんが、容量には多少の不満があります。
収納に関する良い点
まずは良い点に関して説明します。
サイドポケットは防水仕様になっており使い勝手も良い
サイドポケットはかなり使い勝手は良いです。僕はレンズフィルターやレンズの掃除道具を入れています。防水処理もされているため、SDカードなどの電子部品も安心して収納できます。
バックに三脚も取り付けられます。
バックに三脚を取り付けることもできます。今まで三脚は、購入した際についてきたバッグにいれて肩にかけて持ち運んでいたためカメラバッグに取り付けることができるとだいぶ楽です。
カメラバッグの底部の輪と上部の紐の2点で固定するように取り付けます。紐が若干長いですが、三脚への巻き方を工夫すれば割と安定します。ただ、バッグの後ろに三脚が飛び出る形になるため、電車の中やお店の中では背部に気を付けないと他人に迷惑をかけたり、商品にぶつけたりする恐れがあるので、注意が必要です。
本当はサイド部に取り付けたかったのですが、小さい三脚でないとサイド部への取り付けはできません。
収納できるレンズの長さの限界は20cm程度です。Nikonの70-200mm F2.8が収納できるギリギリの長さです。
下記の写真でバッグの横幅とNikon70-200mmの長さを比べてみています。ちなみにこのレンズは借り物です。こんな高価なレンズ買えません。
バッグの上にNikonの70-200mmF2.8を置いてみました。レンズの長さとバッグの横幅がほぼ同じです。
バッグの中にNikonの70-200mmを収納した様子です。ギリギリの高さに収まっているのが分かるかと思います。
Nikon70-20mmをバッグの中に収納した様子
Nikonの70-200mm F2.8はレンズの中でも大きい方なので、これが入れば大体のレンズは収納できると思います。大きいレンズをお持ちの方は、20cmという長さを目安に perspektiv daypack の購入を検討してみると良いと思います。
収納に関する悪い点
悪い点ですが、容量が少ないの一言に尽きます。
バック上部の収納部。
バッグ上部の収納ですが、高さがiphone程度しかありません。入れるものがかなり制限されます。
僕は普段ここにレリーズケーブルとか、携帯の充電器などを入れていますが、本当にそれくらいの大きさの物しか入りません。夜肌寒くなりそうだから薄手のパーカー入れておくか、とかそういう融通が利きません。これはかなり辛い。
インナーバッグは大きなレンズだと2本が限界です。これもなかなか不便。そのうちマクロレンズを買い足す予定なので、そうなった場合に持ち歩くレンズを選択しないといけなくなります。
保護性能は抜群なのですが、それに伴う隔壁の多さが容量を制約してしまっています。
まあ、コンセプトが「街歩きの撮影機材の持ち運びから普段使いまで」ですので、容量の少なさは割り切って使用するしかないですね。
まとめ
thule perspektiv daypackのデザイン性、保護性能は抜群です。機動性も特に問題ありません。
しかし、容量は少な目なので、「街歩きの撮影機材の持ち運びから普段使いまで」といった割り切りが必要です。山歩きなどに持っていくのはかなり厳しいと思います。
街歩きがメインで、バッグのデザイン、カメラの保護性能を重視したい方には thule perspektiv daypack は強い味方になってくれると思いますので、電気屋さんで是非手に取って確かめてみてください。
ノートパソコンと一眼レフカメラを一緒に持ち運べるリュックが欲しかったので、Thuleの Crossover 25L BackPack も購入しました。下記の記事に使用感と容量をまとめています。
筆者愛用のカメラグッズをまとめました。所持レンズを作例とともに紹介しています。
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