HISの「~憧れのスイス・4大名峰8日間~」というツアーを利用して、スイスに新婚旅行に行ってきました。
このツアーは、アルプスの4大名峰を巡りながら、ベルニナ線、氷河特急という2つの絶景列車に乗車できる6泊8日のツアーです。
ツアーの行程を追うように、日にち毎に記事を分けて更新しています。
3日目の予定はこちら。
ツアー3日目の予定
- 絶景列車「氷河特急」乗車
- フルカ峠ドライブ
- ツェルマット散策
- スネガ展望台でマッターホルン上空に輝く星空観賞
本記事では、ツェルマットの美しい街並みとオススメ観光スポットについて紹介していきます。
ツェルマットの概要
ツェルマットの夜景 引用:イタリア・エクスプレス
初めにツェルマットについて簡単に紹介します。
ツェルマットは、名峰マッターホルンの麓にある世界的に有名なリゾート地です。
環境保護に積極的に取り組んでいる街としても有名で、大気汚染の原因になるガソリン車の乗り入れを禁止しています。
そのため、ツェルマットを走る自動車は騒音も排気ガスもない電気自動車になっています。
また、4,000メートル級の山々に囲まれており、ゴルナーグラードやスネガなどの展望台にもロープウェイや登山鉄道で簡単にアクセスできます。
ツェルマットは、スイスのアルプス観光の窓口とも言える観光地なのです。
ツェルマットの街の様子
ここから、実際に撮影した写真とともに、ツェルマットの街について紹介していきます。
なお、夕方の写真と昼間の写真が混ざっているのでご了承ください。
冒頭でも紹介したように、ツェルマットはガソリン車の乗り入れが禁止されているため、旅行客の多くは電車でツェルマット駅に降り立つことになります。
電車から降りてすぐ、ツェルマット駅の美しさに息を飲みました。
とにかく建物が美しい。
木材を多く使い自然にうまく調和した建物と、ベランダに飾られている真っ赤なゼラニウムの花がとても綺麗でした。
別アングルの写真をもう一枚。

ツェルマット駅はメインストリートである「バーンホーフ通り」にあります。
ツェルマットの街では、基本的にこのバーンホーフ通りを歩いて移動することが多くなると思います。
このバーンホーフ通りがとにかく美しいんです。
街全体が落ち着いた建物と色鮮やかな花で統一されていて、芸術品のような美しさがありました。
また、視線を建物から少し奥にそらしただけで、すぐそこには険しい岩肌が広がっていて現実離れした幻想的な景色が広がっています。
なんと表現していいか分かりませんが、まるでおとぎの国にいるような感覚でした。
バーンホーフ通りにはブランドショップやレストラン、お土産屋さんなど、様々なお店が建ち並んでいました。
お店の写真をギャラリー的に貼りながら紹介していきます。
世界各地から観光客が集まる観光地だけあって、沢山のブランドショップがありました。
駅前にはおしゃれなチョコ屋さんがありました。
お店の中には、めちゃくちゃ美味しそうなチョコレートがずらりと並んでいました。
食べなかったことを今更ながら後悔してます。
お土産屋さんも沢山ありました。こちらは、ショーウィンドウのレイアウトが特に綺麗だったお店。
ちなみに僕のオススメのお土産は、スイスのマスコット的キャラクターの黒鼻ひつじの「wolli」君。
ツェルマット土産については、本記事の最後の方で詳しく紹介します。

マクドナルドもありました。
物価の高いスイスだけあって、ハンバーガーの値段もお高いです。
だいたいどれも日本の2〜3倍の値段でした。
外国に来てまでマックを食べたらなんだか負けた気持ちになりそうだったので、昼食は外国っぽいものを選びました。
選んだのは、テラス席のあるイタリア料理店(笑)
僕が頼んだペンネ。だいたい2000円くらいだったはず。
奥さんが注文したリゾット。こちらもだいたい2000円でした。
スイスは物価が高いので、外で食事をするとあっという間に高額になってしまいます。この昼食も2人合せて5,000円くらいになってしまいました。
また、スイスの食事全般に言えることですが、味はめちゃくちゃ美味しかったです。
まぁ、この料理に関してはスイス料理では無いですけど笑
ちなみに、スイスの食事には基本的に水はついて来ません。頼むと500円くらいするので、ビールの方が水より安かったりします。

その他、ツェルマットで目立つ建物としては、
聖マウリシウス・ローマカトリック教会や
マーモットの泉があります。
マーモットは山岳地帯に生息する、リス科の動物です。
僕も今回のツアーで2回ほど、本物のマーモットを見ることができました。
また、ツェルマットには昔ながらの穀物倉庫が残っている保護地区があります。
穀物倉庫には、「ネズミ返し」と言われる仕掛けが施されていて、円柱状の板を床と柱の間に挟むことでネズミの侵入を防いでいます。
ちなみに、僕は見に行かなかったので、「憧れの地へ」さんから写真を借りてきました。
ネズミ返しの小屋 引用:憧れの地へ
なんかバランス悪そうですよね笑

ツェルマットのマッターホルン眺望スポット
ツェルマットといえばマッターホルン!
ここからは、マッターホルンが綺麗に見える眺望スポットを紹介します。
ツェルマットの中央にある公園(名前忘れました笑)
公園の名前は忘れてしまいましたが、ツェルマットのほぼ中央に位置する公園からマッターホルンが綺麗に見えました。
ちなみに、マッターホルンを初めて見たのはこの公園からだったのですが、その神秘的な姿に思わず息を飲んでしまいました。
人も少ないし、ゆっくりくつろげる椅子もあるのでオススメのスポットです。
日本人橋
ツェルマットで有名なマッターホルン眺望スポットが日本人橋です。
マッターホルンが綺麗に見える朝焼けの時間になると、日本人が殺到することから、日本人橋と呼ばれているそうです。
日本人橋に人が殺到している様子が分かる写真を拾ってきました。
ツェルマットの日本人橋 引用:4travel
僕は混む時間帯に日本人橋には行きませんでしたが、良い写真を撮ろうと思ったら場所取りが大変そうですね。
日本人橋の場所
日本人橋の場所はこちらになります。
グドヴィング通りの橋
日本人橋は激混みで落ち着いて写真は撮れないだろうということで、HISの添乗員さんが機転を効かせて教えてくれたのが、このグドヴィング通りの橋になります。
HISのツアーでは、朝日に照らされるマッターホルンを見る機会が用意されていたのですが、それもこのグドヴィング通りの橋から鑑賞しました。
人も少なかったので、三脚を立ててゆっくり落ち着いて写真を撮ることができました。
HISの添乗員さんに大感謝です。
グドヴィング通りの橋の場所
グドヴィング通りの橋の場所はこちらになります。
見れたらラッキー!ツェルマットのイベント
ツェルマットで見れたらラッキーな、オススメイベントを紹介します。
ツェルマット駅前でのアルプホルン演奏
ツェルマット駅前でアルプホルン演奏が開催されることがあります。
僕は運良く見ることができました。
アルプホルンめちゃくちゃ長かったです。
バーンホーフ通りの山羊の行進
旅行ガイドに載っていて、スイス旅行前から絶対に見たかったのが、この山羊の行進でした。
しかし、願い届かず。。僕は見ることができませんでした。
山羊の行進はこんな感じだそうです。
山羊の行進 引用:憧れの地へ
朝と夕の1日2回、バーンホーフ通りで山羊の行進を見ることができるそうです。
白黒の山羊だそうで、ヴァリサー・シュヴァルツハルスツィーゲという、 スイスアルプスのヴァレー州に生息する珍しい種類の山羊とのこと。
その他のツェルマットの見どころ
時間があれば行きたかった、ツェルマットの名所やお店を少し紹介します。
マッターホルン博物館
マッターホルン初登頂にちなんだ展示物や、ツェルマット村の発展の様子が紹介されている博物館です。
入り口だけだと小さく見えますが、博物館は地下にあって、当時の住居が再現してあるなど結構見応えがあるそうです。
マーモットの泉の近くにあります。
ツェルマットのパン屋さん「Fuchs」
ツェルマットの中に数店舗あるパン屋さんです。
時間がなくて行けませんでしたが、人気のあるパン屋さんとのことだったので後悔しています。
マッターホルンをモチーフにしたチョコも扱っているようです。
ツェルマットのオススメのお土産
ここからは、僕が実際にツェルマットで購入したお土産を紹介します。
スイスのお土産に何を買えば良いか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
黒鼻羊の「wolli」君
スイスのマスコットキャラクター的存在の「wolli」君。スイス各地の観光地で観光客をおもてなししてくれます。
ツェルマットのお土産屋さんにwolli君のぬいぐるみが売っていました。
スイスの国旗模様の赤い洋服を着ていて可愛いです。
十徳ナイフ
十徳ナイフはスイス製が有名ですよね。
日本の雑貨店でよく見かけるVICTORINOX(ビクトリノックス)はスイスのブランドです。
価格は小さいもので、だいたい1個あたり20スイスフラン程度。友人用のおっ土産としてちょうど良かったです。
マッターホルンの絵柄が結構気に入っています。
カウベル
スイス土産の定番ですね。
カウベルは牛の首につけるベルで、牛がどこにいるか確認する目的で使われています。
牛につけるようなので本物はものすごく大きいのですが、お土産用は小さいので安心してください。
Tシャツ
ツェルマットとグリンデルワルトにmont-bellがあり、地域限定のTシャツが売っていました。
マッターホルンとアイガーが描かれています。
寝巻用に購入したのですが、使うのが勿体無くてまだ袋から出していません笑。
刺繍グッズ
スイスっぽい柄が刺繍されたコースターや鍋敷きがあったので購入しました。
鍋敷きは壁に飾っています。
ピンバッチ
お土産の定番のピンバッチ。
展望台や街のお土産屋さんに様々な種類が売っていました。可愛いデザインがあったらその都度購入していたので、気づいたら結構な数になっていました。
マグネット
こちらもお土産の定番のマグネット。
スイスは国旗のデザインが可愛いためか、マグネットも可愛いデザインが多くありました。
ツェルマットの雰囲気が分かる動画
最後にツェルマットの雰囲気が良く分かる動画を紹介します。
僕は、スイスから帰ってきた寂しさを紛らわせるのにこの動画を見ています。
まとめ
マッターホルンの麓にある人気のリゾート地「ツェルマット」について紹介していきました。
自然と調和したとても美しい街ですので、スイス旅行を検討されている方は是非行程に組み込んでくださいね。
次の記事はこちら
営業終了後の真夜中のスネガ展望台に登り、マッターホルンと星空を鑑賞してきました。
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