HISの「~憧れのスイス・4大名峰8日間~」というツアーを利用して、スイスに新婚旅行に行ってきました。
このツアーは、アルプスの4大名峰を巡りながら、ベルニナ線、氷河特急という2つの絶景列車に乗車できる6泊8日のツアーです。
ツアーの行程を追うように、日にち毎に記事を分けて更新しています。
HISツアー6日目の予定はこちら。
ツアー6日目の予定
- スフィンクス展望台から名峰ユングフラウ鑑賞
- アイガー・ウィークハイキング
- グリンデルワルト自由散策
本記事では、グリンデルワルトの街について紹介していきます。
グリンデルワルトの概要
グリンデルワルトはアイガー(標高3,970m)とヴェッターホルン(標高3,692m)に抱かれた町です。
ユングフラウ地方観光の拠点として、日本人からも人気の観光地です。
冬はスキー、夏はハイキングと、シーズン問わず世界中からレジャー目的の観光客が訪れる山岳リゾートとなっています。
グリンデルワルトの周辺は、なだらかな丘と綺麗に刈り揃えられた草原となっており、まるで「アルプスの少女ハイジ」の世界のような美しい光景が広がっています。
ユングフラウやメンヒ、アレッチ氷河を間近に臨むことができる人気の展望台「スフィンクス展望台」へも、グリンデルワルトから電車を乗り継いでアクセス可能です。
グリンデルワルト自由散策 街並み紹介
ここからは、実際に撮影した写真を交えながら、グリンデルワルトの街並みについて紹介していきます。
冒頭に述べたとおり、グリンデルワルトはシーズン問わず観光客が訪れるリゾート地です。
町には、星の付くホテルや、お土産屋さん、レストランが建ち並んでいます。
また、アイガー(標高3,970m)とヴェッターホルン(標高3,692m)という、2つの山に抱かれた町でもあります。
グリンデルワルトに着いてまず驚くのが、巨大な山がすぐそこに迫った圧倒的に壮大な景色です。
先ほどの写真を縦構図で撮るとこんな感じです。
写真に収まりきらないくらい巨大な山がグリンデルワルトの背後にそびえ立っています。
山の全体像が映るように、引いて写真を撮ってみました。
写真だとなかなか壮大さが伝わらないかと思いますが、実際に自分の目で見ると思わず息を飲んでしまうほど壮大な景色です。
ユングフラウ三山の1つ「アイガー」もすぐ近くに見ることができます。
こちらは、「EIGER」と描かれたオブジェが置いてあり写真撮影スポットになっていました。
グリンデルワルトからは、なだらかな丘の上に家が点在するスイスの村の穏やかな景色も見ることができます。
時間がゆっくり流れているようで、見ているだけで心が穏やかになるような景色でした。
メインストリートの端には、グリンデルワルト駅があります。
この駅から、ヴェンゲンアルプ鉄道に乗りクライネシャイデック駅に向かうことができます。
クライネシャイデック駅はスフィンクス展望台に向かうための乗り継ぎ駅ですが、ハイキングの発着駅としても有名です。
町にはいくつか登山洋品店があるのですが、mont-bellもありました。
mont-bellは日本人の「辰野勇」さんが立ち上げたブランドです。
この辰野勇さんが日本人として2番目にアイガー北壁を登攀したため、mont-bellにとってグリンデルワルトは重要な意味を持つ町です。
また辰野勇さんの登攀もそうであるように、昔から日本人は登山を通してスイス人と交流があるため、スイスの方は日本人に対して好意的な印象を持ってくれているそうです。
グリンデルワルトには星の付くホテルが沢山あります。
僕が宿泊したホテル「サンスター」も星が4つ付く大型リゾートホテルでした。
今回のHISツアーでは、参加者全員が部屋からアイガーが見える「アイガービュー」の部屋に宿泊することができました。
グリンデルワルトはサンスター以外にも素晴らしいホテルは沢山あるので、宿泊するだけでも素敵なひとときを過ごせるはずです。
グリンデルワルトは、ユングフラウ地方の観光の拠点の町であることを冒頭で紹介しました。
ここからは、グリンデルワルト周辺にある定番の観光地について紹介します。
グリンデルワルト周辺の定番の観光地
フィルスト(First)
フィルスト(First)は、グリンデルワルトから簡単にアクセスすることができる人気の観光地です。
グリンデルワルトからロープウェイが出ており、約25分でたどり着きます。
フィルスト展望台からは、アイガーやヴェッターホルンなどの名峰が正面に広がります。
ハイキングが楽しめるほか、断崖絶壁に吊された歩道やグライダー、カートなど様々なアクティビティも楽しむことができます。
バッハアルプ湖(Bachalpsee)
バッハアルプ湖(Bachalpsee)は、フィルストから約1時間半程度歩いた先にあります。
そのため、フィルストからのハイキングコースとして人気があります。
バッハアルプ湖は標高2,265mにある山上湖で、ヴェッターホルンなどの山々やグリンデルワルト氷河を湖面に映し出す「ミラーレイク」です。
その美しさから「アルプスの宝石」とも呼ばれています。
ブスアルプ(Bussalp)
ブスアルプ(Bussalp)は、のどかな農村風景とアルプスの山々を一望できる標高1,792mの絶景スポットです。
グリンデルワルトからバスでアクセスできるほか、フィルストからのハイキングの終点として徒歩で向かうこともできます。
クライネシャイデック(Kleine Scheidegg)
クライネシャイデック(Kleine Scheidegg)へは、グリンデルワルトからヴェンゲルンアルプ鉄道でアクセス可能です。
アイガーグレッチャー駅〜クライネシャイデック駅の区間はハイキングの王道コースとして人気があります。
僕もこの区間をハイキングしました。
スフィンクス展望台と同じ鉄道を利用するため、スフィンクス展望台観光と組み合わせることをオススメします。
スフィンクス展望台(Sphinx)
スフィンクス展望台(Sphinx)は、標高3,573mにある展望台です。
最寄駅であるユングフラウヨッホ駅は、ヨーロッパ最高地にある鉄道駅です。
ユングフラウ山地最高峰のユングフラウ(標高4,158m)や、アレッチ氷河の絶景を間近に望むことができます。
グリンデルワルトのお土産
グリンデルワルトで購入できるお土産の一例を紹介します。
お土産屋さんは複数あるので、スイスの定番のお土産はひと通り揃っています。
カウベル
スイスのお土産の定番と言えば「カウベル」。
本物のカウベルは牛の首に付けるのでかなり大きいのですが、お土産用のカウベルは手の平サイズでコンパクトです。
エーデルワイスなどのスイスを象徴する絵柄が描かれており、飾っているだけでも可愛いです。
スイス刺繍
スイス刺繍もお土産としてオススメです。
写真には、ツェルマットで購入したスイス刺繍製品も載っています。
スイス刺繍にも国花であるエーデルワイスが描かれているものが多くあります。
montbell グリンデルワルト限定Tシャツ
前述のmont-bellグリンデルワルト店では、グリンデルワルト店でしか売っていない限定グッズが販売されています。
僕はグリンデルワルト限定グッズであるTシャツをいくつか購入しました。
アイガーやエーデルワイスが描かれています。
ばらまき用お土産:リンツ(Lindt)のチョコ
職場や親族へのお土産のチョコは、スイスのスーパー「COOP」で大量買いしました。
日本では高級チョコのイメージがあるLindtのチョコも投げ売りされていました(それでも結構高いです)。
まとめ
ユングフラウ地方の観光の拠点として人気の山岳リゾートであるグリンデルワルトについて紹介していきました。
町のすぐ後ろに3,000m級の山がそびえ立つ景色は日本では絶対に味わうことのできない壮大さで、町を歩いているだけで感動しました。
スイスに訪れる際は、是非グリンデルワルトに立寄ってみてください。
HISのツアーは、6日目のグリンデルワルト自由散策を持って全ての行程が終了となります。
7日目はスイスの絶景を眺めながらチューリッヒ空港まで移動し、飛行機に乗りました。
スイス旅行中はどこを見ても絶景で、毎日感動しっぱなしでした。
飛行機内で撮り溜めた写真を見ながらスイスの景色を振り返り、またいつか絶対スイスの景色を見にくるぞ!と決意しました。
それくらいスイスの景色は素晴らしかったです。
今スイス旅行を検討中の方、スイスアルプスの絶景は人生において大事な宝物になるはずです。
是非スイスを訪れて実際に自分の目で自然の壮大さを体感してみてください。
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スイスで僕が購入したお土産や定番のお土産を紹介しています。
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