筆者が持っているカメラ機材を紹介します。
カメラ機材は高価な物が多く購入を悩んでいる方も多いと思うので、使い勝手なども併せて紹介していきたいと思います。
本記事が、皆様のカメラ機材購入の参考になれば嬉しいです。
カメラボディ
まずはカメラボディから紹介します。
ニコンの一眼レフカメラのD750と、ニコンのミラーレス一眼のJ5を使っています。
基本は頑張ってD750を持ち歩くようにしていますが、あまり良い写真が期待できない日や荷物が多すぎる時はJ5を持って行くようにしています。
ニコン D750
数あるフルサイズカメラの中でD750を選んだ理由は、グリップのハンドリング性の良さに惹かれたためです。
グリップが深く作られているので、手に吸い付くようにホールドできるところが決め手でした。
買って一番驚いたのが、手持ちでイルミネーションが撮影できてしまうほどノイズ特性が良いこと。ISO3200程度であればノイズは全然気になりません。水族館の撮影なども手持ち&ストロボ無しでそれなりに撮れてしまいます。
こちらが手持ち撮影した「イルミネーション」。購入して1ヵ月目くらいに暗時特性の良さにビックリした写真です。
こちらは、手持ち撮影した「加茂水族館のクラゲ」
どちらも暗いシチュエーションで撮影したにも関わらず、全然見れるレベルの写真になっていますよね。ノイズのザラザラ感はこれくらいの倍率では全然見えません。
今僕が、暗い環境でも撮りたい写真が撮れているのはD750のおかげだと思っています。
本ブログの記事は大体D750で撮ってるので、記事を見てもらえばどんな写真が撮れるかイメージが湧くと思います。
D750の使用感は下記記事にまとめています。興味のある方はどうぞ。
ニコン J5
ずっとニコンのミラーレス一眼が欲しかったんですが、デザインがダサすぎてなかなか買えずにいました。
J5からデザインが一新されカッコ良いデザインになったため、即購入。
明るいシチュエーションなら全然撮れます。
ただ暗いシチュエーションではどうしても撮影が難しいのと、D750のレンズが充実してきたのでやっぱりメイン機はD750ですね。
荷物が多くてどうしてもカメラを持って行きたい時にJ5を使っています。
こちらはJ5で撮影した「北海道の黒岳山頂に咲いていた花」です。登山など荷物を少しでも減らしたい時に大活躍しています。
レンズ
ニコンのフルサイズ用のレンズを購入した順番に紹介します。
ニコン AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
D750のキットレンズとして付いてきました。僕のフルサイズ一本目のレンズです。
やや広角からやや望遠まで幅広い画角に対応できるレンズで、まさに1本目にふさわしいレンズです。僕の知り合いの中には、このレンズ1本で何年も写真を撮り続けている人もいます。
少し作例を紹介してみます。
D750と24-120mmF4のキットを購入できたのが嬉しくて、購入1ヵ月くらいは毎週写真撮影に出かけていました。その時にみなとみらいで撮影した定番の写真です。
こちらもみなとみらい。
こちらは朝もやの富士山。
作例からもスマホでは撮れないような「一眼レフらしい」写真が充分に撮れるレンズであることが分かると思います。
ただ、富士山の写真から分かるように、写真の四隅が少し暗くなっていることが分かると思います。これがいわゆる、レンズの「シェーディング」と呼ばれるもので、画角の端の方でレンズに光がケラれてしまっているために発生する現象です。
広角から望遠まで1本のレンズで撮影したいというユーザーの無茶な要望を叶えるために、ズームレンズが犠牲にせざるを得なかった光学性能です。
写真を続けていくと、こういう細かい光学性能が気になってきます。
より丸いボケ、周辺までシャープな描写、光量落ちの無い写真を撮影したいひとは、光学性能を追い求めた最新レンズに手を出します。
ボケのひずみや、周辺の光量の落ち込みを「味」と捉えるひとは、もっと癖の強いオールドレンズに手を出していきます。
こうしてレンズ沼にハマっていきます。
また、この24-120mmF4のレンズをある程度使うと、自分が写真を撮ることが多い画角・好みの画角が見えてきます。
僕の場合は、自分が35mm付近の画角で写真を撮ることが多いことに気づきました。この35mmという画角は、座ったまま食べ物を撮影する時や、やや広角気味に風景を撮影する時の画角です。
自分の好きな画角が分かってくると、その画角の単焦点レンズが欲しくなり、どんどんレンズ沼にハマっていく訳です。。
また、この24-120mmF4を使っていると、自分の好きな画角以外にも足りない画角が見えてきてしまいます。
望遠側の120mmというのは、少し遠い被写体になってくると寄りが足りません。例えば結婚式やモデルさんの撮影会なんかでは、顔のアップの撮影はまずできないでしょう。
そうすると、さらにズームできる70-200mmのレンズが欲しくなってきます。(後述しますが、買いました(笑))
また、広角側も24mmより広い画角の写真を撮影したくなってきます。
広角になればなるほど、人間の視野より広い画角を写真に写し込むことができ、また雲が迫ってくるような壮大な景色を撮影できるようになります。他人の作例を見ているうちに、自分のレンズではその世界観を撮影できないことに我慢できなくなってくるのです。
広角側のレンズに憧れて購入したのが、次に紹介するタムロンの15-30mm F2.8です。
次のレンズに話が移る前に「24-120mmF4」について振り返っておくと、自分が好きな写真を見極めるのに最適なレンズと言えるでしょう。
カメラ初心者であれば、まず1本目に持っておくべきレンズだと思います。
タムロン SP 15-30mm F2.8 Di VC USD ニコン用
24-120mmF4よりさらに広角側の写真が撮りたくて購入したのがこのレンズです。
本当はニコン純正レンズの14-24mmF2.8が欲しかったのですが、価格が高すぎて手が届かないため断念。
雑誌の星の写真で良い作例が多かったのと手の届く価格だったことから、タムロン15-30mmF2.8の購入を決意しました。
「仕方なくこのレンズにしました」みたいに書いていますが、様々な雑誌で特集を組まれるほど評判の良いレンズで、僕も今でも買って良かったと思っています。
使うシチュエーションとしては、やはり自然の壮大さや開放感を写し込みたいときに使用することが多いです。
作例を少し紹介します。こちらは北海道で撮影した「セブンスターの木」の近くの白樺の木です。
超広角レンズでは、人間の視野角以上の景色を写し込むことができます。また、両側の景色が引き伸ばされて写るので中央から端に流れるような表現ができます。
実際に目で見た景色よりもドラマチックな写真を撮影できるのが超広角レンズの魅力です。
広い視野を写し込めるので星空撮影との相性もバッチリです。こちらは、スイスアルプスと天の川を撮影した写真です。
月が明るい夜でしたが沢山の星を写し込むことができました。
星は地球の周りを公転運動しているので、長い蓄積時間で撮影すると星が流れてしまい点で写らなくなってしまいます。
超広角レンズは視野が広く星が小さく見えるので、星が流れてしまっていても点として撮影できます。
自然を撮影する時に大活躍するタムロン15-30mmF2.8の超広角レンズですが、街歩きでは画角が広すぎて余計なものが写り込んでしまうため取り扱いが難しくなります。
街にあるものだと、例えばジャンクションなんかの構造物が広角レンズと相性が良いです。
超広角レンズでは、高速道路が様々な方向に伸びていく様子をダイナミックに表現できます。
シチュエーションは限られますが、超広角レンズは物撮りも面白いです。
主題を中心にして、世界観が広がっていくように見えませんか?
超広角レンズはカメラを続けているうちに絶対に手を出したくなるレンズです。カメラ好きの方はいつか必ず所有する日が来ることでしょう。
その超広角レンズの中で、タムロン15-30mmF2.8はコストとパフォーマンスのバランスがとれた素晴らしいレンズだと思います。
ニコン AF-S Micro 60mm f/2.8G ED
カメラを続けているうちに、物撮りにも興味が出てきてしまいました。
ニコンの純正マクロレンズには焦点距離が60mmと150mmのものがありますが、撮りたい対象が花や食べ物で被写体に近寄れるものだったため、より短い焦点距離の60mmを購入しました。
小物にグイグイ寄って撮影できるので、小物や食べ物の表面の質感まで伝わるような写真撮影することができます。
ガラスの質感まで伝わるような写真だと思いませんか?
また、ボケが柔らかくて丸くてとても綺麗です。
花の作例についても紹介します。こちらは紫陽花。
こちらはバラです。
ボケが綺麗すぎて、とろけるように背景になじんでいきます。
MTF曲線などレンズの解像感を機械的に評価する指標はありますが、ボケ感や立体感など感覚に依る特性には評価指標がありません。
ニコンのレンズはこのボケや立体感などの感覚的な表現を重視しているように思います。
ボケ感などの好みのレンズは沢山作例を見ないと分からないと思いますので、雑誌やネットなどで長い時間をかけてゆっくり楽しみながら探してみましょう。
マクロレンズもカメラを続けていると手を出したくなってくるレンズだと思います。質感まで記録したくなるような被写体がある方は是非購入を検討してみてください。
ちなみにNIKKOR MICRO 60mmF2.8は純正レンズの中ではお手頃な価格です。
ニコンの60mmマクロレンズに関しては、下記の記事でも使用感をまとめているので参考にしてみてください。
シグマ Art 35mm F1.4 DG HSM ニコン用
写真を撮り続けているうちに、自分は30mm付近の焦点距離で写真を撮ることが多いことが分かってきました。
ニコンの純正レンズに35mmF1.4というレンズがありますが、20万円以上する高価なレンズなので手が出ません。そこで白羽の矢がたったのがシグマの35mmF1.4です。価格は純正のおよそ半分ほどです。
シグマのArtレンズは、重さなどは多少犠牲にしてでもとにかく最高の描画性能を実現させようという割り切ったコンセプトのレンズシリーズです。
この謳い文句通り、このレンズで撮影した写真は画角の端までキレッキレに撮影できます。
この写真はSIGMA35mmF1.4を購入したばかりの時に成田空港で撮影した写真ですが、あまりの解像度の良さに心底驚きました。
35mmという画角がとにかく何でも撮れる絶妙な画角なので、どのレンズを持っていくか困ったらとりあえず持って行くレンズとして重宝しています。
タムロン SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD G ニコン用
前述のとおり、24-120mmF4を使用しているうちと、もっと被写体に寄って撮影したいと思うことが多くありました。
例えば結婚式がそうです。
チャペルでの指輪交換は新郎新婦にとって最高の瞬間なので是非とも写真に収めたいですが、寄れないレンズだと全然思ったように撮影できません。
チャペルでの撮影に耐えうる焦点距離がだいたい200mmなのです。
本当はNikon純正の70-200mmF2.8を購入したかったのですが、やはり値段が高すぎて手が出ませんでした。そこで、ネットの評判が良く、純正の半分程度の価格のタムロンの70-200mmF2.8を購入しました。
ここで少し、タムロンの70-200mmF2.8の作例を紹介します。
動物園など柵のある環境も、70-200mmという被写体に寄れるレンズが威力を発揮します。
こちらは、多摩動物園のコアラの写真です。
タムロン 70-200mmF2.8は解像度についても、評判の良いレンズです。
この写真でも、コアラの細かな毛を良く解像しているのが分かるのではないでしょうか。(ただしサイト用にデータ量を落としています)
こちらは同じく多摩動物園のホワイトタイガーの写真です。
柵がありましたが、ホワイトタイガーがじゃれて遊んでいる様子を撮影することができました。
結構動き回っていましたが、D750のコンティニュアスAF(AF-C)と、タムロン70-200mmF2.8の爆速AFのおかげでしっかりホワイトタイガーに追従して撮影できました。
こちらはスイスのマッターホルンの写真です。
こちらもタムロン70-200mmF2.8で撮影しました。
タムロン70-200mmF2.8のレンズを使うことで、肉眼で見るよりもマッターホルンを拡大して観察することができました。
マッターホルンが赤色・灰色の2層の岩石から成り立っている様子や、マッターホルンにある山小屋(中央らへんにあります。見えるでしょうか?(笑))まで確認することができました。
70-200mmという焦点距離のレンズを手に入れたことで、肉眼では見えなかった被写体の様子を捉えることができるようになり、写真撮影がますます楽しくなりました。
超広角レンズの15-30mmF2.8と同様、タムロンの70-200mmF2.8はコストパフォーマンス最高のレンズだと思います。
ニコン AF-S 58mm f/1.4G
望遠側のレンズも購入しひと通りの焦点距離が揃ったので、今度は画質や表現を追求してみたいという思いが出てきました。
色々検討し悩みに悩んだ結果、購入に至ったのがニコン純正の「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」。
デジカメWatchのレンズ設計者へのインタビュー記事が購入のキッカケになりました。
現在一般によく使われているレンズの評価尺度としては解像力、コントラスト、MTFなどがあります。しかし我々は、これからの時代も従来の評価方法のままでいいのであろうか? と常々考えていました。つまり、これらの評価方法がいずれも、物点像点の関係が、平面対平面で成立する評価尺度だと言うことです。無限遠被写体の場合、無限遠方の平面物体から発した光と考えることができますから、二次元対二次元の評価は正しい評価方法といえます。しかし、有限距離にある被写体は普通三次元であり、これを二次元の結像点だけでしか評価していないのは問題ではないかということです。
そこで我々が考えたのは、三次元の被写体に対して結像点の前後を含め、連続して三次元で評価するという方法です。例えば、結像点の1点だけをシャープに尖らせたように描写する設計も可能なのです。そのような結像点の前後が急激にボケてしまって何が写っているかわからないようなレンズ、または、ボケ部分に本来あるはずのない造形物や幾何学模様(いわゆる2線ボケ、3線ボケ)が浮かんでくるようなレンズが高い評価を受けてしまうようではいけないと思うのです。
ピントの合ったところから、なだらかに徐々にボケていく、輪郭がとけるようにスーッと消え、ボケの中にも深度があって何がボケているのかがわかるボケが得られる、そんなボケ味まで考慮されたレンズが高く評価される評価方法でなければならないと考えています。
具体的には、三次元的に見たMTFの減衰率ですとか、点像強度分布の変化のしかたを緻密に評価すると、結像点のピークだけを尖らせるのではなく、三次元的な幅で見たときにいいレンズというのがわかるようになります。ニコンではそのような特性を達成できたレンズを三次元ハイファイと呼んでいます。別の言い方をすれば、三次元の被写体を二次元の画像に写し込むときに、不自然さがなく、心地の良い画像になるものを、三次元ハイファイなレンズと表現しているのです。
引用:デジカメWatch
「長い文章は読みたくない!」という人のために、自分なりに解釈した内容を載せておくと、
58mmF1.4の設計思想
- 従来のレンズ評価指標は、レンズの結像面のみの2次元的な指標。実際の被写体は3次元なので、評価指標も3次元にすべき。
- ニコンでは、結像点の前後を含めた連続した三次元空間を、評価指標に改めた
- ピントの合ったところから、なだらかにとろける様にボケていくような、ボケ味が正しく評価できることが大事
- ニコンでは上記のような特性を達成できたレンズを三次元ハイファイレンズと呼んでいる
また、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gの特徴として、こんなことも紹介されています。
近距離撮影になるほど収差バランスを調整することで、ピントの合ったところから徐々につながりの良い美しいボケ味が得られるようにしています。つまり、無限遠付近では描写はあくまでシャープに、近距離ではピント面はある程度のシャープさを維持しつつも美しいボケ味が得られるという風に、1本のレンズで2通りのレンズの味をお楽しみ頂けるようになっています。従来はこのように、意図して撮影距離に応じて徐々に写り方が変化するレンズはなく、その点が初めての試みということです。
引用:デジカメWatch
こちらも簡単にまとめると、
58mmF1.4の特徴
- 近距離撮影:ピントの合ったところから徐々につながりの良い美しいボケ味が得られるように設計
- 無限遠付近:シャープに(MTFが極力高くなるように)設計
- 1本のレンズで2通りのレンズの味が楽しめるようになっている
インタビュー記事からも分かるように、「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」は、近距離撮影で「とろけるような美しいボケ」、風景撮影では「シャープな描画」が楽しめるレンズです。
レンズ性能を十分に活かしきれるほどの才能が僕にはありませんが、少し「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」の作例を紹介します。
「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」で、ケーキのショーウインドウを撮影しました。
ピント面付近、とくに、シュークリームのあたりがジワッとボケているのが分かりますでしょうか。
こちらは、北海道富良野にあるファーム富田で撮影した写真です。
被写体のシャープさと、ボケのメリハリが好きなので、作例として紹介しました。
こちらはスイスのスネガ展望台で撮影したアルプスの星空です。
開放F値が1.4と明るく、無限遠付近をシャープに写せるため、星空撮影に最適なレンズです。
星空撮影はあまり経験のない僕でも、ここまで綺麗な写真を撮ることができました。
まだ、AF-S NIKKOR 58mm f/1.4Gは購入したばかりなので、これからもバンバン使い倒していきたいと思います。
とにかく写真を撮っていて楽しくなるレンズです。
ここからは、カメラアクセサリーについて紹介していきます。
三脚
初めに僕が持っている三脚について紹介します。
Velbon カーボン三脚 レバー式 Carmagne E5400
以前、友人から譲り受けた小さい三脚を持っていたのですが、脚の長さが短かったのでガードレールなどの構造物があると狙ったアングルからの撮影ができないことがありました。
三脚を理由に狙った構図の撮影チャンスを逃したくなかったので、それなりにしっかりした三脚を購入することにしました。購入にあたっては、ヨドバシカメラの店員さんからしっかりアドバイスをもらって、自分の用途に合ったものを選んでいます。
まず重要視したのが軽さ。三脚は大きくアルミとカーボンがありますが、アルミの方が若干重めです。
持ち運ぶことを考えると少しでも軽い方が良かったため、カーボン製の三脚にしました。まあ、実際持った感じはほとんど重さの違いは分からなかったです(笑)
カメラを取り付ける雲台には、「自由雲台」と「3way雲台」がありますが、使い慣れていたのが3way雲台だったので3way雲台を選択しました。
水平をキープしたままちょうどよい高さを狙う時など、自分的には3wayの方が操作しやすいです。
ここらへんもかなり好みが分かれるところだと思います。あと、いつか流し撮りにチャレンジしたいというのも3way雲台を選んだ理由の1つです。
もう1点決め手になったのは継手の数。
継手が多いほど三脚としての安定感は落ちるようですが、少しでもコンパクトにしたかったので4段継手を選びました。
このおかげでスーツケースにいれてスイス旅行に持って行くことができました。
海外旅行先での星空撮影でも活躍してくれているので、いまでも大満足です。
ちなみに、ストーンバッグと三脚ケースもついています。
値段もカーボン三脚の中ではリーズナブルな方ですので、カーボン三脚を購入したいと思っている方は「Velbon カーボン三脚 Carmagne E5400」も検討してみてください。
ストロボ
結婚式に呼ばれる機会が増えてたので、「せっかくだから結婚式の主役の2人を綺麗に撮影したい!」と思い購入したのがストロボです。
使ってみて実感しましたが、暗所や照明の色がころころ変わる場所でのポートレートでは必須アイテムですね。
ニコン フラッシュ スピードライト SB-700
主に、結婚式で綺麗な写真を撮影するために購入しました。
正直あまり使いこなせていないので、たいした紹介はできません。
ただ、あまり使い方をよく分かっていない僕でも、人から感謝されるレベルで結婚式の写真を撮影できています。
「TTL(Through The Lens )」と呼ばれる仕組みで、予備発光の光をレンズを通過させて測定することで、本発光の発光量を決めます。
そのため、スピードライト側で発光量を決めてくれるので、よっぽど変な設定をしない限り見れないレベルの写真が撮れることはないです。
ただ、理想的な発光量や、光の当て方、光の柔らかさを追求するには、かなりの技術が必要になると思います。僕はまだまだその領域には到達できそうにありません。
結婚式の写真を撮る機会が増えてきたら是非買って欲しいカメラアイテムです。間違いなく写真のレベルはガラリと変わります。
カメラバッグ
レンズ本数が増えてきたので、カメラとレンズを安全に持ち運べるバッグを探しました。
Thule カメラバッグ Perspektiv Daypack
カメラボディとレンズを安全に運べて、かつカッコイイバッグという条件にばっちりマッチしたのがThuleのカメラバッグ。
ヨドバシカメラの店頭で見かけて一目惚れして購入しました。
Thuleは「大切なものを安全に、手軽に、スタイリッシュに運ぶために役立つ手段を提供します」というコンセプトで商品を展開しているブランドです。車のキャリーケースなども手掛けており、そのノウハウがカメラバッグにも活かされています。
レンズとカメラボディを収納するスペースはクッションでしっかり覆われ、外から強い衝撃を加えてもちょっとやそっとではカメラにダメージがいくことはありません。
ダメージに対する衝撃吸収力は半端ないのですが、その分収納力は弱めです。
カメラボディ1つ、カメラレンズ2本、3本がギリギリ入る感じです。超広角レンズや、望遠レンズのような大きいレンズを複数持っていくのは厳しいです。
また、カメラ・レンズ以外の物を入れるスペースも小さいです。寒い時用に1枚服を持って行こう、なんてのは難しいです。名前にDaypackと付いているように、日帰りレベルの撮影用のバッグですね。
その他、三脚もバッグに取り付け可能です。
このThuleのバッグについては、下記の記事に使用感をまとめています。興味のある方は参考にしてみてください。
Thule カメラバック Rolltop Backpack
前述した、Thuleの「Perspektiv Daypack」を使っていて、使い心地とデザインが気に入ったので、容量が大きく旅行にも持って行ける「Rolltop Backpack」も購入しました。
スイス旅行にはこちらのカメラバッグを持っていっています。
「Perspektiv Daypack」の欠点であった収納力が改善されていて、ロールトップの部分にかなり沢山の荷物を入れることができます。荷物があまり無い時は、このロールトップの部分を巻いてコンパクトにすることもできます。
今のところ不満はないので、このカメラバッグがこれからも撮影のメインバッグになりそうです。
カメラレンズ掃除グッズ
旅先でレンズが汚れて撮影に支障が出ないように、カメラレンズの掃除グッズは必ずカバンに入れて持ち運ぶようにしています。
KING レンズクリーニングティッシュ
シートが1枚1枚個装されたクリーニングティッシュです。この「個装」という状態がすごく使いやすい。
僕は普段使い用のバッグにもカメラバッグにも、とにかくありとあらゆるバッグに必ず何枚か入れておくようにしています。
カメラレンズの汚れに使えるのはもちろんですが、スマホの画面が汚れても、とっさに拭き取ることができます。
また、ウェットタイプなのでレンズについた汚れを綺麗に落とすことができるのも使いやすいポイントです。
撮影先でレンズに指紋をつけてしまっても、レンズに食べ物の汁が飛んでしまっても、このクリーニングティッシュがあれば安心です。
クリーニングティッシュについては下記の記事で詳しく紹介しています。興味のある方は参考にしてみてください。
HAKUBA レンズペン
クリーニングティッシュと並んで重宝しているのが、ハクバのレンズペン。
セーム革のクリーニングチップとブラシがペンの両端についています。指紋などの汚れを拭き取る時はクリーニングチップを使い、埃や塵などを払う時はブラシを使用します。
先ほど紹介したクリーニングティッシュを単体で使うとアルコールが乾いたときに水シミのようなものが残るので、最後にレンズペンで拭いて仕上げるようにしています。
太めの油性ペンより小さいくらいのサイズなので、持ち運びも楽チン。
レンズを綺麗な状態に保つためにも携帯することをオススメします。
レンズペンについては下記の記事で詳しく紹介しています。参考にしてみてください。
画処理ソフト
恐らく世界で最も使われている写真現像ソフト「Lightroom」。僕もお世話になっております。
Adobeの有名な画像処理ソフト「Photoshop」のうち、現像機能を特化させたようなソフトです。
Adobe Photoshop Lightroom
できることを挙げたらキリがないくらいのですが、僕はいつも撮影時に調整しきれなかったホワイトバランスや露光量を調整するのに使用しています。
また、コントラストをあげてパリッとした写真に仕上げたり、彩度を上げて鮮やかな写真に仕上げています。
その他、写真に写り込んだゴミや不要物を取り除く「スポット修正ツール」という強力なツールも使えます。
Lightroomに関しては下記の記事で詳しく紹介しています。興味のある方は参考にしてみてください。
その他 アクセサリー
その他の細かいアクセサリーも紹介したいと思います。
リモートレリーズ
D750に使える液晶付きのリモートレリーズです。(カメラ毎に使えるリモートレリーズの型番が異なるので、購入の際は御注意ください。)
純正で同じ機能を求めると1万円以上はしますが、ロワジャパンのリモートレリーズは純正とは比べ物にならないほど割安です。
タイムラプス撮影や、30秒以上の長秒のバルブ撮影ではリモートレリーズは必須アイテムです。
新しい撮影方法にチャレンジしたいけれど少しでもアクセサリーにかけるコストを削減したい方は、この「ロワジャパンのレリーズケーブル」を買うべきです。
PLフィルター
反射光をカットすることで、空をより青く写したり、葉っぱの色をより緑に写す効果があります。
空が思ったより白く写ってしまうなぁ、と思ったらPLフィルターを試してみましょう。
レンズの口径に合ったPLフィルターを選ぶ必要があるので、購入する際は注意です。
ナカバヤシ ドライボックス
レンズはカビが生えたら終わりです。
湿度60%以上でレンズにカビが生えると言われているので、レンズを保管する際には湿度を60%以下に保つ必要があります。
湿気が多い日本では、夏場の湿度はゆうに60%を超えるので、なんらかの防湿手段が必須です。
僕がレンズのカビ防止に使用しているのはナカバヤシ製のドライボックス。簡易的ですが、ドライボックス内に湿度計が付いているので、ボックス内の湿度をモニタすることもできます。
20リットルの容量だと、一眼レフのカメラボディ2つと、レンズ5つくらい入ります。
将来、憧れの防湿庫を手にするまでの繋ぎとして使っていますが、正直防湿庫を買わなくても充分なくらいちゃんと湿度を抑えてくれています。
ナカバヤシのドライボックスについては下記記事にまとめているので、興味のある方は参考にしてみてください。
まとめ
僕が実際に使用しているカメラ機材を紹介していきました。
カメラ機材は高価な物が多いので、じっくり選んで自分の目的に最も合ったものを選びたいですね。
本記事が皆さまのカメラライフがより充実したものになるキッカケになれば幸いです。
カメラ機材関連の記事はこちら