クリスタルプリントとは?
展示会などでプロの写真を見ると、その鮮明さと表現に驚くことがよくありますよね。
クリスタルプリントは展示会でプロも使用する印刷法です。
FUJIFILMのサイトに依れば、クリスタルプリントの特徴は「高い色再現性と光をよく反射する超光沢」とあります。
プリントは、表面が滑らかで反射率が高いほど画像がクッキリと鮮やかに見えるという特性があります。
そこでクリスタルプリントは平滑性に優れたポリエステルベースを使用。滑らかな超光沢面を実現しました。色彩の冴え、優れた階調描写、際立つシャープネス、作品の持つ 輝き度や透明感まで忠実に再現してくれる、それがクリスタルプリントです。
実際に印刷してみると分かるのですが、照明の光を反射し、キラキラと輝くように見えます。
以降、プリント方法から実際に仕上がった写真まで紹介していきます。
クリスタルプリントの準備
クリスタルプリントはネットからの注文も可能ですが、私は近くのカメラのキタムラに持ち込んでいます。
用紙サイズが大きくなるごとに値段が跳ね上がっていくので、僕は一番安い2Lサイズで印刷することが多いです。2Lサイズだと1枚約400円程度。
その仕上がりを見て、期待できそうであれば大判で印刷するようにしています。
引用:カメラのキタムラのクリスタルプリント価格表※20160508時点
画像はJPEGのみなので、注意が必要です。
また、店頭の機械で写真の発色などの調整をしてもらうこともできますが、意図しない処理が行われるのも嫌なので、Lightroomで自分で現像処理した写真を持って行ってます。
ちなみに本記事で例として印刷する写真は下記の浜松町の貿易センタービルから見える夜景写真です。三脚がおける展望台なので、夜景撮影が好きな方は是非行ってみてください。
写真は1週間程度で完成します。
クリスタルプリント完成!!
とにかく鮮やかでキラキラに仕上がります。フィルムの反射率が高いので、間接照明なんかを当てるととても美しく色を出してくれます。
色々印刷してみてますが、暗めの写真よりかは、輝度の高い明るい写真がより綺麗に印刷できると思います。
クリスタルプリントで初めて印刷する方は、輝度高めの写真で試すのをお勧めします。
ちなみに、先ほどの写真がクリスタルプリントすると下のようになります。写真だとキラキラ感が伝わらないですかね?汗
画面を通すとキラキラが伝わらないのが悔しい。。。
まとめ
撮影した写真をデータのままパソコンに入れっぱなしにしていてもなかなか見返さないので、印刷して出力するのって今までの写真を振り返る良いきっかけになるんですよね。
綺麗に印刷できると意外と感動もして、カメラのモチベーションアップに繋がったりします。
これだという写真が撮れた時には、是非クリスタルプリントを試してみてください。
筆者が使用している全カメラグッズを下記記事にまとめました。参考にしてみてください。