この度HISのツアーを利用して、新婚旅行でスイスに行ってきました。
利用したツアーは「~憧れのスイス・4大名峰8日間~」というツアーで、アルプス4大名峰を巡りながら、ベルニナ線、氷河特急という2つの絶景列車に乗車できる6泊8日のツアーです。
ツアー5日目に宿泊したグリンデルワルトにあるホテル「Sunstar(サンスター)」から、星空のタイムラプス撮影をしてみたので、本記事で紹介します。
星空を撮影した場所
星空タイムラプス動画を紹介する前に、簡単にグリンデルワルトと、星空を撮影したホテルについて紹介します。
グリンデルワルトについて
グリンデルワルトは、アイガーの麓にある街です。
ユングフラウ地方への観光やトレッキング・登山の拠点として、日本人観光客からもとても人気があります。
年中通して世界中から多くの観光客が訪れるため、観光客向けのお店やご飯屋さんもたくさんあります。
グリンデルワルトのホテル「Sunstar(サンスター)」について
今回HISのツアーで宿泊したホテルは、「Sunstar(サンスター)」という4つ星ホテル。
4つ星ホテルに相応しい、お部屋とサービスを提供していただきました。
こちらはサンスターの外観。
今回僕が参加したHISのツアーでは、参加者全員がアイガービューの部屋になっていました。
僕の部屋から見えたアイガーの様子はこちら。
広角レンズで撮影してしまったので遠く見えますが、肉眼で見ると結構近くに見えます。
こちらが部屋の中の様子。
この部屋のベランダから星を撮影しています。
僕がスイスに行ったのは7月だったのですが、7月のスイスの日没は21:30頃。
星空が撮影できるくらいの暗さになるのが23時くらいでした。
旅行でへとへとに疲れ切っていたので、起きているだけでも結構しんどかったです笑
そして、やはりホテルのベランダからの撮影とのこともあって、ホテルの照明が点灯している中での星空撮影だったので、あまり星は綺麗に撮れていません(笑)
そこを踏まえ上で、ホテルからでもこんなに星が見えるのね!くらいに見てもらうと嬉しいです。
グリンデルワルトの星空タイムラプス動画
ここから実際に撮影したタイムラプス動画を紹介していきます。
僕がグリンデルワルトに滞在している間は、ずっと天候が悪く、雨が降ったり止んだりを繰り返している状況でした。
タイムラプス撮影を始めた時は雷雨の状態で、あわよくば稲光とアイガーを一緒にフレームに収められないかなぁ、という感じで星空の撮影は諦めていました。
このタイムラプスでは、夜中23:50から2:10までの約2時間分の天候の変化が捉えられています。
アイガーの周りで、雲がダイナミックに動いていく様子が映っていますね。
ほんとうは朝焼けまでぶっ通しでタイムラプス撮影が出来れば良いのですが、僕がもっているリモートレリーズだと、999枚しか連続撮影できません。
そのため、タイムラプス撮影が終わるであろう時間に目覚ましを仕掛けて、再度撮影し直しました。
夜中4時に起きて、再度タイムラプス撮影を始めたのがこちらの動画です。朝5時の夜明けまでの1時間の変化を撮影しています。
奇跡的に雲が晴れ、星空がアイガー上空に輝いていました。
朝方数時間の出来事だったので、タイムラプス撮影をしていなければ、夜中晴れていた事もアイガー上空に輝く星空を見ることもできませんでした。
星が小さすぎて見えないかもしれませんが、静止画でもアイガー上空の星が確認できます。
多分流れ星だと思いますが、結構飛んでるもんですね。
いつも流れ星なのか飛行機なのか悩むのですが、飛行機だと、両翼に光があるため複数の光が平行して流れたり、赤いランプも流れるように見えるはず。
自分が寝てる間に何が起きているか知れるという意味でも、タイムラプス動画って結構面白いですよね。
スイスに訪れた際は、頑張って夜まで起きて夜空を眺めてみてくださいね。
星空タイムラプスの撮影機材と方法について
ここから、タイムラプス撮影にチャレンジしてみたい方向けに、撮影機材と設定について簡単に紹介します。
機材・カメラ設定に興味の無い方は飛ばしてください。
僕が使用した撮影機材です。
撮影機材
カメラ:Nikon D750
ニコンのフルサイズ入門機です。
星空撮影には高い感度を持つセンサが有利です。
スマホカメラで星空が撮影できない理由は、センサのサイズがめちゃくちゃ小さく、カメラとしての感度が足りたいためです。
僕は以前フルサイズよりセンササイズの小さいAPS-Cサイズの一眼レフを持っていましたが、自分の腕では星が上手く撮影できませんでした。
なので、腕を上げるのを諦めて機材のレベルを上げました笑
レンズ:タムロン SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD(ニコン用)
アイガー全景を画角にいれて星空をワイドに写したかったので、超広角レンズを使用しています。
本当はニコン純正の14-24mmが欲しかったので予算を遥かにオーバーしてしまったので、タムロンの15-30mmにしました。
とは言っても、カメラ雑誌の作例にも良く使われるほど評判の良いレンズなので、結構気に入ってます。
SDカード:SDXC カード 128GB Class10
今回のスイス旅行では、写真を2000枚近く撮りました。そのうちタイムラプスだけで1000枚以上撮影しています。
そのためSDカードは4枚用意しました。
三脚:velbon カーボン 三脚 carmagne e5400
星空は三脚に固定しないとまず撮影できません。スーツケースに入れて持って行きましたが、これが結構重かった笑。
リモコンレリーズ:ロワジャパン MC-DC2対応 リモコン レリーズ
タイムラプス撮影をするときの必需品です。純正品と比べると破格の安さですが、タイムラプス撮影をする上ではなんの支障もありません。
レンズ清掃道具
旅先でレンズが汚れてしまうと撮影に支障が出ます。もちろんスマホのカメラとか画面にも使えます。
ハクバ レンズペン
king クリーニングティッシュ
撮影方法
僕が今回のタイムラプス撮影を行った際の設定です。もっと良い設定もあるだろうし、その時のシチュエーションにもよるのであくまで参考までにしてください。
カメラの設定
- ISO:1600
- F値:2.8
- 露出時間:10秒
三脚を使った撮影方法は下記の記事に少しまとめてあります。
まとめ
スイスのグリンデルワルトにて撮影した、アイガーと星空のタイムラプス動画を紹介していきました。
スイスはアルプス山脈の壮大な景色も素晴らしいですが、光害が少ないため星もとても綺麗に見えます。
それに、アルプス山脈上空に輝いていると星もより一層美しく見えます。
スイスに訪れた際には、是非星空鑑賞を楽しんでみてください!
次の記事はこちら
ヨーロッパで最も標高が高い鉄道駅ユングフラウヨッホ駅から、世界遺産アレッチ氷河やベルナーアルプスを一望できるスフィンクス展望台に行ってきました。
「HISスイスツアーのまとめ」はこちら