筑波山の麓で毎年2月下旬から3月上旬の間で開催される「筑波山梅まつり」。
標高250mに渡って、約1,000本もの白梅や紅梅が咲き乱れる様子は圧巻の一言!
毎年多くの観光客で賑わっています。
2017年3月に筑波山梅まつりに行ってきましたので、その様子を紹介します。
筑波山について少し紹介
筑波山は茨城県つくば市の北部にある標高877mの山です。
西側の男体山と東側の女体山から成り立っています。
富士山と対比して「西の富士、東の筑波」と称されることもあります。
山頂付近までケーブルカーおよびロープウェーが整備されている為、これらを利用して山頂まで登ることができます。また、登山道も整備されている為、山登りを楽しむ事も可能です。
筑波山の中腹(標高250m付近)につくば市営の梅林があります。白梅、紅梅など約30種類からなる約1,000本の梅が約4.5haの園内に植えられています。毎年2月下旬から3月上旬に開催される「筑波山梅まつり」では、ガマの油売り口上、甘酒・梅茶の提供、お茶会なども開催されます。
筑波山へのアクセス
車の場合、
常磐自動車道の土浦北ICから約40分
北関東自動車道の桜川筑西ICから約40分
です。
筑波山梅まつりの混雑具合
筑波山梅まつりの混雑具合ですが、筑波山の近くの山道は1車線となるため梅まつりに向かう車で渋滞になります。
僕は3月の日曜日の午前11時くらいに筑波山梅まつりに行きましたが、だいたい30分は山道の渋滞に引っかかっていました。
筑波山梅まつりに車で向かう方は、渋滞に巻き込まれても良いように、山道前におトイレなどを済ませておくことをオススメします。
筑波山梅まつり 梅の写真を紹介
ここからは、実際に筑波山梅まつりに行って撮影した写真を紹介していきたいと思います。
まずは、広角気味に撮影した写真を紹介していきます。
梅林の中を通るメインの道路沿いを少し上に登った位置から撮影しました。
この日はなかなか良い具合に晴れてくれたので、青空と白梅紅梅を併せて撮影することができました。
少しアングルを変えて、梅が多めに画角に入るようにしてみました。
広角のレンズだと、手前の木や車など余計なものまで画角に入ってきてしまうので、なかなか納得のいく写真を撮影できていません。
先ほどの写真は少し高い位置から撮影していたので、もう少し降りた位置からも撮影しています。
奥の方に、梅林の中へ向かう階段があるのが分かりますでしょうか。筑波山の梅林は、梅林の中を歩くことができるように階段や木道が整備されているんです。
道路脇の近いところに紅梅が生えていたりするので、歩いているだけで目の保養になります。
紅梅のピンク色が鮮やかだったので、撮影してみました。
前述の写真でも少し紹介しましたが、梅林の中を歩くこともできます。
高いところから梅林全体を見るのも壮大で気持ち良いですが、梅林の中を通って一本一本の梅をゆっくり見るのもなかなか趣深いです。
梅林の中を歩くと梅の花までの距離が近いので、梅の花に寄った撮影ができます。
この日はマクロレンズは持って行かなかったのですが、マクロレンズで花に寄って撮影するのも面白そうです。
当日持って行っていたレンズで寄れるだけ寄って撮影したのがこちらの写真。
寄り具合に物足りなさがありますが、梅の花びらの丸っこい形が分かるくらいまでは寄った撮影ができました。
Lightroomを使って、紅梅を強調した写真も作成してみました。Lightroomの使い方は下の記事を参考にしてみてください。
紅梅の周りのみ輝度を上げています。Lightroomを使って写真編集をすると、何を見せたいかを意識するのでまるで作品を作っているかのような楽しみがあります。
下の紅梅の写真もまだまだ綺麗とは言えませんが、この調子で練習していっていつか納得のいく1枚を作成できればと思います。
筑波山梅まつりの会場では、ガマの油売りの口上などもやっていました。
ガマの油とは、もともとは江戸時代に傷薬として用いられた軟膏で、のちに筑波山のお土産として販売されるようになったワセリンなどを主成分とする商品だそうです。
昔は本当にガマガエルの分泌物を使用していたという説もあるそうですが、今はガマガエルの分泌物は使われていないようです。
他にも、お土産屋さんや、つくばうどんを提供するお店も出ていました。
筑波名物を味わいたい方は是非立ち寄ってみてください。
最後に
筑波山梅まつりの写真を紹介していきました。
東京からも割と気軽に行ける距離にあるので、梅の花を楽しみたい方は是非訪れてみてください。