高いお金を出して一眼レフカメラを買ったは良いけど、次第に写真撮影に対するモチベーションが落ちてしまい、カメラにホコリが被ってしまっている方って結構多いのではないでしょうか。
かつて私も写真撮影のモチベーションが維持できず、Nikon D7000をほったらかしにしてしまった経験があります。ホント、D7000には悪いことをしてしまいました。
今はというと、写真を撮るために外出したいと思うまでにモチベーションが上がっています。また、写真を撮るための外出でなくても、街に出かけるときは必ずカメラを携帯するようになりました。
少しずつですが、自分のイメージした写真も撮れるようになってきて、写真撮影がどんどん楽しくなってきています。
本記事では、僕が何故写真へのモチベーションを維持できているかを紹介したいと思います。結局、モチベーションの高さが写真撮影技術の向上にもつながっていくハズですからね。
せっかく何万円も出して購入したカメラなので埃をかぶせたままにしておくのは勿体無い!
この記事がきっかけとなって、カメラを久しぶりに使ってみるか!という気持ちになってくれる方が少しでもいればうれしいです。
なぜ昔の僕が写真撮影のモチベーションが維持できなかったか
昔の自分が写真撮影に対してモチベーションを維持できなかった理由を今振り返ると、1番の理由は「思ったような写真が撮れなかったから」でした。
ホワイトバランス、シャッタースピード、F値、ISOなど、一眼レフカメラの基本パラメータだけでも複雑過ぎ。
シャッタースピードが遅すぎて手ブレがひどい写真になっていたり、ホワイトバランスの設定を間違えて写真が青みがかってしまったり、とにかく見れたものではないような写真を量産していました。
その重たさも相まって、次第に持ち歩かないように・・・
当時は、写真を撮ってもデータを見返すこともなかったですね。基本、パソコンに取り込んだまま放置でした。
やはり、写真は誰かの目に触れてもらう状況を無理やりにでも作らないとダメですね。
上達したいという気持ちが全く湧いてきません。
今になって当時の事を振り返ると、なんで写真をもっと撮らなかったんだ!と後悔の思いに駆られます。
この時期に海外旅行で行ったトルコやカンボジアなんて今後行く機会もなんてないだろうに、この時撮った写真なんて下手くそなものばかりです。
あの時自分が少しは写真をまともに撮ることができていたら、一生に一回の機会だったトルコ旅行の思い出を色濃く残すことができたのに・・
悔やんでも悔やみきれません。
このブログを読んでくださっている方が写真へのモチベーションを維持できるように、自分が今写真を楽しめている理由やコツを紹介していきたいと思います。
写真撮影のモチベーション・技術向上の方法
まずは見れるレベルの写真が撮れるようになること
最低限の撮影ができないと全然カメラはおもしろくありません。
最初は下手くそな写真ばかりでも構わないので、とにかく沢山写真を撮ることが大事だと思います。
そのうちに何となくうまくいく設定が見えてきて、「おっ、いいじゃんっ」と思えるような写真も増えてきます。
写真が上手な友人が居たら写真撮影に連れてってもらうのも有りだと思います。カメラの設定の追い込み方法など僕もとても勉強させて貰いました。
僕がまず初心者の方におすすめするのがニコンでいうAモード(絞り優先モード)です。
一眼レフっぽいボケた写真を最も簡単に撮影できるのがAモード(絞り優先モード)のためです。
Aモード(絞り優先モード)にして、背景をぼかしたい場合はF値を開放値、全体にピント合わせたい場合はF8~F11辺りにして、シャッタースピードが1/100より速くなるようにISO値を調整していけば、だいたいの場合手ブレを抑えた見れるレベルの写真は撮れると思います。
カメラの設定から詰まってしまっている人は、まずはこの設定を試してみてください。
また、三脚を用いた風景撮影の方法をまとめていますので、興味のある方はこちらも併せて参考にしてみてください。
現像ソフトLightroomを使用すると写真がもっと楽しくなる
実は人間の目はとても良くできていて、明るい環境・暗い環境両方に対して柔軟に対応できるようになっています。
つまり、人間の目は、認識できる信号の最小値・最大値の比率(ダイナミックレンジ)がとても大きいのです。
一方、カメラに搭載されているイメージセンサは人間の目のような広いダイナミックレンジを実現することは物理的に困難です。光を電子に変えてSi内部に蓄積するという構造上、貯められる信号量には限界があり、どうしても人間の目と同等レベルのダイナミックレンジを確保することが難しいのです。
一眼レフカメラで撮った写真を、あとで振り返ったときに「ほんとはもっと鮮やかだったんだけどなー」と思うのは当然の事で、人間の目のダイナミックレンジとカメラのダイナミックレンジに差があるために仕方のないことなのです。
一眼レフカメラで撮影した写真を、人間の目で見える景色に焼きなおすには、「現像」という処理が必要になってきます。
その現像処理で有名なソフトがLightroomというソフトです。
下に貼りつけたリンクはパッケージ版のものですが、Lightroomにはクラウド版もあります。
クラウド版の方が機能が多いので、興味のある方は下のリンクからクラウド版も探してみてください。
Lightroomを用いて現像処理した例を紹介したいと思います。あまりにも写真が綺麗に生まれ変わるので、パソコンに眠っている写真で現像を試してみたくなると思いますよ!
例えば逆光で撮影した東京駅の写真。青空に露出があっているので、東京駅舎は暗くなってしまっています。
Lightroomを用いるとこの写真が・・・
こうなります!建物の色がかなり戻っていますよね。
どうでしょう?全然違いますよね?
僕の目に映った東京駅は、Lightroomで処理した下の画像に近いです。
Lightroomで現像処理を行うことで、カメラで撮影した画像のダイナミックレンジを上げ、人間の目で見た印象に近い写真に仕上げることができます。
もう一例紹介しましょう。
こちらは銀座のBARNYARDというオーガニック食材を用いた料理を提供してくれるお店の店内写真です。
ここのお店は料理も店内の雰囲気も最高だったのですが、今回はその話はおいといて、Lightroomのすごさを紹介したいと思います。
露出アンダー気味で撮影したため、暗くて鮮やかさに欠けるこの写真が・・・
ここまで鮮やかさが戻ります。
パリッとした鮮やかな写真に戻りました。
実際のBARNYARDの店内は下の写真のように鮮やかでとても綺麗でした。
この2つの例だけでも、Lightroomの現像処理の強力さが伝わったかと思います。
現像処理で自分のイメージ通りの写真が作れるようになれば、写真撮影がもっと楽しくなるはずです。
クリスタルプリントで写真を展示会レベルの美しさで印刷
クリスタルプリントはプロも使用する写真の印刷方法です。
光の反射率の高いフィルムに写真を印刷するので、作品の輝き度や透明度、シャープネスが抜群に引き出されます。
自分で撮った写真を印刷して壁に飾ると、良い写真を撮影することに対する創作意欲がかなり上がります。
試しに、自信作を数枚印刷してみてはいかがでしょう?案外安くできますよ!
クリスタルプリントの印刷方法や価格は下記のリンク先にまとめています。気になる方は参考にしてみてください!
SNSやブログで写真を人に見てもらう機会を作る
やはり、写真は誰かに見てもらうのが一番のモチベーションにつながる気がしています。
僕の場合は、このブログを立ち上げてからかなり写真に対するモチベーションが上がりました。
自分の趣味で撮った写真を紹介して、わずかですが収益も得られる!
ブログは、一眼レフカメラでの写真撮影を実益を兼ねた趣味に変えてくれました。
今は結構簡単にブログを立ち上げられるので、ただ写真を撮影するだけは飽きてしまったという方は是非ブログにチャレンジしてみてください。
ここに、本ブログの立ち上げ経緯と成長の記録をまとめています。
twitter、facebook、インスタグラムなどのSNSを使うのもありですね!
自分の写真を色んな人に見てもらえるのでやる気が出ます! いいね!が付くと結構うれしいもんです。
上手な方の写真を見ることもできるので結構参考にもなりますね。
ついでに、フォローしてもらえると嬉しいです。
まとめ
操作が難しい一眼レフは初めての方にはとっつきにくく、使いこなす前に飽きてしまう方も多いと思います。
この記事がきっかけとなって、カメラを久しぶりに使ってみるか!という気持ちになってくれる方が少しでもいればうれしいです。
僕が使っている全カメラグッズを下記記事にまとめました。参考にしてみてください。