HISの「~憧れのスイス・4大名峰8日間~」というツアーを利用して、スイスに新婚旅行に行ってきました。
このツアーは、アルプスの4大名峰を巡りながら、ベルニナ線、氷河特急という2つの絶景列車に乗車できる6泊8日のツアーです。
ツアーの行程を追うように、日にち毎に記事を分けて更新しています。
4日目の予定はこちら。
ツアー4日目の予定
- 朝焼けマッターホルン鑑賞
- ゴルナーグラート展望台からマッターホルン鑑賞
- 逆さマッターホルン鑑賞とハイキング
4日目はマッターホルン尽くしです。
本記事では、ゴルナーグラート展望台からのマッターホルン鑑賞について紹介していきます。
ゴルナーグラート展望台の概要
ゴルナーグラート展望台の概要
ツェルマットからアクセスできる展望台の中で、最も人気のある展望台が「ゴルナーグラート展望台」です。
標高3,100mの高さにあり、マッターホルンだけでなく、ゴルナー氷河、フィンデルン氷河、スイス最高峰のモンテ・ローザまでを見ることができます。
100年以上の歴史を誇る、山頂にあるホテルやレストランも人気スポットになっています。
ホテル「3100 Kulmhotel Gornergrat」
せっかくなので、山頂にある有名なホテル「3100 Kulmhotel Gornergrat」についても少し、紹介します。
3100 クルムホテル ゴルナーグラット 引用:booking.com
「3100 Kulmhotel Gornergrat」はスイスアルプスの最高所にあるホテルです。
周囲を遮るものが一切ない環境で、マッターホルンやモンテ・ローザなどの名峰を、目線と同じ高さで見ることができます。
石造りの建物は1909年に建てられたデザインのままですが、建物の中は2005年に全面リニューアルされたそうです。
ちなみに、ここに宿泊したわけではありません。

ゴルナーグラート展望台の概要について簡単に紹介しました。
ここからは、実際に撮影した写真を交えながら、ゴルナーグラード展望台について紹介していきます。
ゴルナーグラート展望台からマッターホルン鑑賞
マッターホルンの麓にあるツェルマットという街から、ゴルナーグラート展望台に向かう電車が発着しています。
その名も「ゴルナーグラート鉄道」!!そのまんまですね笑
乗り場の写真を撮り忘れてしまったので、ネットから借りてきました。
グルナーグラート鉄道の乗り場 引用:TripAdvisor
ゴルナーグラート鉄道の乗り場は、ツェルマットのメインストリートである「バーンホーフ通り」に面しているので、すぐに分かると思います。
ちなみに、ツェルマットからゴルナーグラート展望台に向かう往路では、進行方向の右側の席がおすすめです。
なぜかというと、マッターホルンやゴルナー氷河などの見どころが進行方向の右側に現れるためです。
ゴルナーグラード鉄道の車窓から見えたマッターホルンです。
今から、あのマッターホルンの近くにあるゴルナーグラード展望台まで電車で向かうわけです。
進行方向の先に、恐ろしい光景が見えました。
なんと、山の側面に線路が敷いてあります。

結局なんの問題もなく通過できたんですが、それにしても、よくこんなところに線路を敷きましたよね。
スイスは山岳国家であるにもかかわらず、鉄道網が発達しています。
スイス人の執念のようなものを感じざるを得ないです。
どんどんマッターホルンが大きく見えてきました。
ゴルナーグラート展望台のある、ゴルナーグラート駅までもう少しです。
ゴルナーグラート駅に到着。
ホームと線路がめちゃ近いです。
ゴミも掃除しやすいし、景観も綺麗に見えるし、こういうホーム良いですね。
ちなみに、ゴルナーグラート鉄道は全線でアプト式ラックレールという方式の線路が敷かれています。
先ほどの写真からも分かるのですが、線路の中央に歯車をかみ合わせる為のレールがあります。
これがアプト式ラックレールの車輪だそうです。
確かに、通常の車輪の間にレールとかみ合う歯車がありますね。
アプト式ラックレールの車輪 引用:wikipedia
駅から降りると、眼前にはすぐさま絶景が広がります。
駅から目と鼻の先に氷河がありました。
駅から少し上がったところに、冒頭で紹介したホテル「3100 Kulmhotel Gornergrat」があります。
そしてその先には、雄大に佇むマッターホルン。
「3100 Kulmhotel Gornergrat」に宿泊すれば、ずっとこの絶景を見ていられるんですよねぇ。
真夜中にマッターホルンと、その上に輝く満天の星空を見れるなんてどんなに贅沢なんでしょう。
写真をかじっている者としては、生きているうちに「3100 Kulmhotel Gornergrat」に宿泊して星空撮影してみたいものです。
「3100 Kulmhotel Gornergrat」には、マッターホルンを見ながらゆっくりできる贅沢なテラスがありました。
マッターホルンの山頂は薄い雲がかかりがちで、意外と山頂まで綺麗に見えるタイミングがありません。
この写真を撮った時もそうでした。
ゴルナーグラート展望台の中に入ると、壁に標高を表す「3100」の文字が描かれていました。
めっちゃ絵になる壁だったのですが、ピンボケするという初歩的かつ致命的なミスを犯していました。
さてここから、ゴルナーグラート展望台から鑑賞したアルプスの山々を実際に撮影した写真を交えながら紹介していきたいと思います。
写真の枚数はあまり多くありませんが、ゴルナーグラート展望台から見える壮大な景色が少しでも伝わればと嬉しいです。
アルプスの山には雪が沢山残っていました。
こちらは双子のような山。
調べてみたら、左の山はポルックス、右の山はカストールという名前だそうです。ふたご座の星の名前と同じですね。
氷河が生まれる場所も見ることができました。
初めは山に積もった雪だったのが、長い年月をかけて押し固められて氷河となっていきます。
ゴルナー氷河という、めちゃ規模の大きな氷河も見ることができました。
氷河の右に見える山は、リスカムと呼ばれる山です。
僕の写真だけだと、この記事をせっかく見に来てくれている方に申し訳ないので、ネットから拾ってきたゴルナーグラート展望台から見たパノラマ写真を載せておきます。
ゴルナーグラート展望台のパノラマ写真 引用:ラッキーの日記と、パパのカメブラ散歩
パノラマ写真綺麗ですねぇー。撮影方法覚えておきたいです。
まとめ
色々なマッターホルンを見てきましたが、ゴルナーグラート展望台から見るマッターホルンは神秘さに加えて迫力がありました。
また、アルプスの名峰や、ゴルナー氷河などの壮大な景色を間近に見ることができて、とても感動しました。
ツェルマットからのアクセスもしやすいので、ツェルマットに立ち寄る予定のある方は必ずゴルナーグラート展望台を訪れることをオススメします。
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ゴルナーグラート展望台からアルプスの名峰を鑑賞し終えた後は、逆さマッターホルンが撮影できる「リッフェルゼー湖」周辺をハイキングしました。
展望台に登る際には、高山病にも注意しましょう
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