スーツケースのキャスターが壊れていたので自力で交換してみました。
失敗しないか心配でしたが、案外簡単に交換できました。
また、自力で交換しているので、費用も最小限に抑えることができました。2,000円あれば修理可能です。
写真を交えながら、修理手順を紹介していきます。
スーツケースのキャスター交換に必要な道具
まずは必要な道具を揃えましょう。
金切ノコの替え刃
金切ノコがあればベストですが、金切ノコの替え刃だけでもOKです。
僕は替え刃だけで、修理できました。
交換用キャスター
僕は40mmのキャスターを購入していますが、キャスターの直径はスーツケース毎に異なるので注意してください。
ご自身がお持ちのスーツケースのキャスターサイズを事前に確認し、直径が同じ交換用キャスターを購入するようにしてください。
上にリンクを貼った交換用キャスターキットを購入した場合は六角レンチまで入っているので、レンチを用意する必要はありません。
潤滑油
キャスターの軸に塗布すると回転が滑らかになります。
揃える道具は以上です。
ここからは、実際の交換の手順を紹介していきます。
スーツケースのキャスター交換方法
こちらが、キャスターを交換したスーツケースです。
タイヤが割れて、スーツケースがスムーズに滑らなくなっていました。
さっそく交換方法を紹介します。
まずは、壊れたキャスターを取り外さないといけません。
そこで使用するのが金切ノコの替え刃です。
キャスターを支えている、軸の部分を切断していきます。
タイヤの中を通っている筒状の金属なので、切断する場所を間違わないように。
軸受けをキズつけないように、タイヤすれすれを削るイメージで金切ノコを動かすようにすると良いです。
この作業が一番疲れます。
1つのキャスターの軸を切断するのに10分くらいかかりました。
軸が切断され、キャスターが取れるとこうなります。
これを3回繰り返してすべてのキャスターを取り外します。
交換用のキャスターを取り付けていきます。
軸付きの六角ネジでキャスターを挟み込み、レンチで締めあげていきます。
この時、ワッシャーを入れ忘れないように。ちゃんとワッシャーを入れればタイヤが軸に対して中央にきます。
無事キャスターが交換できました。キャスター部を拡大した写真はこんな感じです。
キャスター受けに、金切ノコで削ってしまった傷が若干ありますね(笑)
残り3つのキャスターも取り付けて交換終了です、
初めは失敗を恐れて業者に修理に出すか心配していましたが、勇気を出してやってみると案外簡単に自力で交換できました。
まとめ
スーツケースのキャスターの交換手順について紹介していきました。
最後にもう一度、使用した道具を紹介しておきます。
修理費用を抑えることができるので、是非自力交換にチャレンジしてみてください。
(ただし、あくまで自己責任でお願いします。)