茨城県にある国営ひたち海浜公園はご存知でしょうか?
青いネモフィラが小高い丘一面に咲き乱れる「ネモフィラの丘」をテレビやSNSで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
このネモフィラの丘があるのが、国営ひたち海浜公園になります。
ネモフィラの丘が特に有名でそれ以外はメディアではあまり取り上げられていませんが、国営ひたち海浜公園にはネモフィラの丘以外にも魅力的なエリアが沢山あります。
本記事では、そんな国営ひたち海浜公園の魅力を写真を交えながら紹介していきたいと思います。
国営ひたち海浜公園の基本情報
はじめに、国営ひたち海浜公園のアクセス、開園時間、入園料金などの基本情報を紹介します。
アクセス
国営ひたち海浜公園は、茨城県の真ん中らへんにあります。
水戸の近くと言えば分かりやすいでしょうか。
東京方面から車で向かう場合は、北関東自動車道に乗り、ひたち海浜公園ICで降ります。
仮に東京駅のあたりから車で向かった場合は、スムーズにいった場合で大体2時間で到着できます。
開園時間
開園時間は季節によって変動します。
暗くなる時間に合わせて閉園するので、訪れる際は注意が必要です。
開園時間の詳細については、国営ひたち海浜公園の公式ホームページで確認してください。
入園料金
入園料金は大人410円です。
本記事で紹介していますが、国営ひたち海浜公園は広大な敷地に沢山の魅力的な景色が広がっています。
410円でめちゃくちゃ楽しめるので、かなりリーズナブルだと思います。
園内マップ
国営ひたち海浜公園に建っていた看板を撮影したものを載せておきます。
文字が小さく、見づらくなってしまい申し訳ないです。
とにかくこの写真で伝えたかったのは、「国営ひたち海浜公園の敷地がめちゃくちゃ広くて」さらに、「エリア毎に特徴があり様々な景色や遊びが楽しめる」という事です。
マップにも書いてあるのですが、国営ひたち海浜公園の中にはそれぞれ特徴のある沢山のエリアがあります。詳細は写真付きで後ほど紹介しますが、簡単にエリアの特徴を紹介しておきます。
プレジャーガーデンエリア
中央入り口の正面にあるエリアです。観覧車やジェットコースターなどの乗り物や、BMXのコースがあります。
みはらしエリア
有名な「ネモフィラの丘」が見られる場所になります。丘からは海も見ることができます。ひたち海浜公園の中で、最も眺めの良い場所と言えると思います。
草原エリア
ひたち海浜公園の中央に位置する広大なエリアです。その大きなエリアを活かして、様々なイベントが開催されています。
樹林エリア
松林が広がり自然観察が楽しめるエリアです。湧水地もあり、様々な動植物を見て楽しむことができます。
砂丘エリア
文字通り砂地のエリアです。このエリアも太平洋を一望でき、とても眺めが良く気持ちの良いエリアです。ガラス工房などもあり工作体験もできます。
最繁期の混雑具合の目安
僕の経験を元に、混雑具合を紹介します。
僕は今まで2回、ネモフィラが咲く5月初旬に、関東方面から北関東自動車道を使ってひたち海浜公園に行ったことがありますが、2回とも渋滞にはまりました。
どちらも朝の11時頃に公園に着く予定でしたが、駐車場に入る車で渋滞ができていて、1時間程度予定していた時間から遅れてしまいました。
混雑を避けたい方は、開園時間である朝の9時半前の到着を目指せば渋滞に巻き込まれにくいと思います。
国営ひたち海浜公園の様子を写真を交えながら紹介
ここからは僕が実際に訪れた際に撮影した写真を交えながら、ひたち海浜公園の魅力について紹介していきたいと思います。
入り口の様子
中央ゲートは、観覧車のあるプレジャーガーデンエリアの近くにあります。
ゲート奥に観覧車が見えるので入場前からワクワクです。
中央ゲートを抜けると、視界が一気に広がり、開放的な景色が目に飛び込んできます。
公園と名前がついていますが、プレジャーガーデンエリアは遊園地かと思ってしまうくらい、乗り物が沢山あります。
先ほどの写真は中央ゲートのものですが、西口のゲートも開放感が半端ないです。
切り揃えられ、綺麗に管理された植物がとても美しいです。
中央ゲート付近には、開催予定のイベントも掲示されていました。
文字が読めないくらい細かくびっしりイベントについての情報が書かれています。
これだけ沢山のイベントが開催されていれば何度訪れても飽きなそうですよね。
ひたち海浜公園の目玉と言えば、季節毎に変わる花々です。
有名なネモフィラは、4月下旬から5月下旬が見頃となっています。
そのほか、春から秋にかけて様々な季節の花を楽しむことができます。
入り口の近くにあるインフォメーションマップでは、来園日に見頃を迎えている花の場所が地図上に示されています。
分かりやすくまとめられているので、花目当てで来園された方は確認しておくと良いです。
プレジャーガーデンエリア
プレジャーガーデンエリアには、乗り物だけではなく屋台も沢山出ています。
僕はネモフィラの最盛期に行ったので、どの屋台にも行列ができていました。
園内を散策していると小腹が空くので、買い食いしちゃうのも有りですね。
みはらしの丘
ひたち海浜公園で最も有名なのが、みはらしの丘です。テレビで丘一面に咲くネモフィラを見たことがある方は多いのではないでしょうか。
空との境界がわからないほど、丘がネモフィラで青に染まっています。
思わず息を飲んでしまうほど、幻想的な景色なので、実際に自分の目で見てみることをオススメします。
ネモフィラが見頃となる時期は、丘の上に登る道にとんでもない行列ができます。僕が撮った写真からも行列の様子が分かるので参考にどうぞ。
作品レベルに綺麗なネモフィラの丘の写真を撮るにはできるだけ人を写したくなかったのですが、人が写っていない写真を撮るには開園と同時にみはらしの丘にダッシュする必要があるそうです。過酷ですね(笑)
下から煽るように、ネモフィラを撮影したりもしました。
写真撮影がホントに楽しかったです。
こちらはLightroomで写真の輝度を調整して、手前に光が当たっているかのように仕上げてみました。それなりに作品っぽい感じになったのではないかと思います。
写真現像ソフトLightroomに関しては、下記の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。
ちなみにこの写真は自分的にはなかなかよく撮れた方なので、クリスタルプリントして保管しています。クリスタルプリントとは、反射率の高いフィルムに写真を現像したもので、プロの写真展などでも使われる印刷方法です。
クリスタルプリントについては下記の記事で紹介しています。
フラワーガーデン
ネモフィラ以外にも花が咲いているスポットは沢山あります。フラワーガーデンがその1つ。
フラワーガーデンには沢山の色鮮やかなチューリップが咲いていました。
沢山のチューリップを一度に見ることなんて滅多にないので、品種ごとの花びらの形の違いなどに気づくことができました。
写真を撮るのが楽しすぎて、このエリアでもバシバシシャッターを切りました!
砂丘ガーデン
異色のエリアが砂丘ガーデンです。
海の砂浜にあるような砂が積もった砂地のため、植物があまり生えていません。
海が近いので海風もとても気持ち良かったです。
あと驚いたのが茨城の海って結構青いんですよね。綺麗な海が見れてリフレッシュできました。
大草原エリア
ひたち海浜公園の中央に位置しているが、大草原エリアです。とにかくエリアが広いので、テントを立てて休憩したり、フリスビーやキャッチボールを楽しんだりと、とにかく何でもできます。
僕はピクニックシートを広げてお弁当を食べてお昼寝をしました。
休憩にもってこいのエリアです。
大草原エリアの近くには、遊具が沢山あるエリアもありました。子供がいれば1日中ここで遊んでいてもよさそうです。
以上、写真多めでひたち海浜公園の魅力について紹介していきました。ネモフィラ以外にも沢山の見どころがあること、知っていただけたでしょうか。
まとめ
ひたち海浜公園には1日ではまわりきれないほど沢山の見どころがあります。ネモフィラの時期以外も楽しめますので、是非週末にお出かけしてみてください。