本記事では、複数の旅行サイトの記事を集計し、多くのサイトでオススメされているスイス料理をピックアップしました。
本当に定番と言えるスイス料理を紹介していますので、是非参考にしてみてください。
本記事をとおして、皆さまのスイス料理への理解が深まれば幸いです。
スイスの定番料理
7つのサイトからスイスの定番料理を集計しています。
サイトのオススメ数が多い順に、スイス料理を紹介していきます。
チーズフォンデュ(7サイト中、7サイトがオススメ)
定番のスイス料理を扱う7サイトのうち、7サイトともオススメしていたのが「チーズフォンデュ」。
スイス料理といえば、真っ先に「チーズフォンデュ」を思い浮べる人も多いのではないでしょうか。
チーズフォンデュは、固くなったチーズとパンの残りを暖かい料理として再利用したというのが始まりだそうです。
本場スイスのチーズフォンデュは、エメンタールチーズ、グリュイエールチーズの2種類のチーズに、白ワインやキルシュ(アルコール度数40%のさくらんぼ酒)を入れて温めます。
注意が必要なのが、スイスのチーズフォンデュはお酒をたっぷり入れるためアルコール分が多いこと。
日本人が想像するチーズフォンデュよりも、アルコールっぽさがあることを覚悟しておいた方が良いです。
地域やレストランによって加えるお酒の分量は様々ですが、アルコールが苦手な方は注文時にお酒の量を減らすようにお願いした方が良いでしょう。
また、チーズフォンデュは白ワインと一緒に楽しむのが定番です。
ビールや冷たい水は、お腹の中でチーズが固まってしまい腹痛の原因になる可能性もあるので避けた方が無難です。
ワインが苦手な方は、暖かい紅茶をおすすめします。
注意点ばかり述べましたが、チーズフォンデュ無くしてスイスの郷土料理は語れません。
帰国後に後悔しないように、本場スイスのチーズフォンデュは是非とも味わうことをオススメします。
ラクレット(7サイト中、7サイトがオススメ)
「ラクレット」も、7サイト中、7サイトともオススメしている定番のスイス料理です。
「ラクレット」とは、フランス語で「削る」の意味。
チーズの断面を加熱し、溶けたところをナイフで削り取ることから、この名前が付きました。
もともとは、ツェルマットのあるスイス南部の山岳地方の郷土料理だそうです。
ラクレットチーズやグリュイエールチーズなどのハードチーズを使用し、溶けたチーズを茹でたジャガイモなどに絡めて食べます。
チーズは冷えると固くなってしまうので、料理が運ばれてきたら熱いうちに食べるようにしましょう。
スイスでは、ラクレットは家庭料理としてもよく食べられており、ラクレット用の家庭専用電熱器も販売されています。
ラクレットもスイスの郷土料理を語る上で外せない料理ですので、忘れずに食べるようにしましょう。
レシュティ(7サイト中、6サイトがオススメ)
「レシュティ」は旅行サイト7サイト中、6サイトがオススメする、スイスのドイツ語圏を代表する郷土料理。
レシュティは、細切りにしたジャガイモをパンケーキのような形に整えて、バターを溶かしたフライパンで焼いた料理です。
もともとは、スイスのドイツ語圏で朝食メニューとして食べられていました。今では、スイス全土で、メイン料理としても付け合わせとしても、よく食べられています。
ジャガイモのみが基本ですが、刻んだ玉ねぎや人参、ズッキーニなどの野菜を入れたり、ベーコンの角切りを入れるバリエーションもあります。
ブラートヴルスト(7サイト中、6サイトがオススメ)
「ブラートヴルスト」は、スイスの旅行サイト7サイト中、6サイトがオススメするスイスのドイツ語圏の郷土料理です。
ブラートブラストは、豚肉や牛肉で作られた、特大サイズの焼きソーセージです。
ドイツを彷彿とさせる、いかにもソーセージというような豪快な見た目をしています。
マスタードをつけて食べたり、パンに挟んで食べるのが一般的です。
レストランだけではなく屋台でも販売されており、バーベキューでも良く食べられています。
フィレ・ド・ペルシュ(7サイト中、6サイトがオススメ)
「フィレ・ド・ペルシュ」も、7サイト中6サイトがオススメする、スイスの定番料理です。
スイスのフランス語圏、特にレマン湖周辺の地域の名物になります。
スイスの湖で取れる「ペルシュ」と呼ばれるスズキ科の淡水魚をムニエルかフライにした料理です。
白身であっさりしており日本人の好みに合う味わいをしています。
マヨネーズもしくはレモンをかけて食べるのが一般的です。
肉料理やチーズ料理に疲れた時に、気分転換として味わうことをオススメします。
ビュンドナーフライシュ(7サイト中、4サイトがオススメ)
「ビュンドナーフライシュ」は、スイスの旅行サイト7サイト中4サイトがオススメするスイス料理です。
アルプス地方を代表する郷土料理で、厳しい冬を乗り越えるための保存食として食べられてきました。
現在は地域によらず、スイス中で食べられています。
ビュンドナーフライシュは、スパイスを混ぜたマリネ液に牛肉の塊を漬け込んでから、乾燥させることで作られます。
薄くスライスしたものをそのまま食べたり、パンにのせて食べるのが一般的です。
スイスの赤ワインのおつまみとして相性抜群です。
フォンデュ・シノワーズ(7サイト中、4サイトがオススメ)
「フォンデュ・シノワーズ」は、スイス旅行サイト7サイトのうち、4サイトがオススメするスイス料理です。
「フォンデュ・シノワーズ」は、日本のしゃぶしゃぶのような料理で、薄切りのお肉をコンソメやブイヨンスープにくぐらせて、ソルトやソースに絡めて味わいます。
お肉や野菜を食べ終わった後は、具材の出し汁が出たスープも楽しむことができます。
オッソブッコ(7サイト中、3サイトがオススメ)
「オッソブッコ」は、スイス旅行7サイトのうち、3サイトがオススメするスイス料理です。
オッソブッコは、イタリアから伝わった料理で、子牛の骨付きスネ肉を輪切りにし、香味野菜とともにトマトベースのスープで煮込んで作ります。
同じイタリア発祥の料理である「ミラノ風リゾット」と合わせて食卓に並ぶことが多い料理です。
アルペンマカロニ(7サイト中、3サイトがオススメ)
「アルペンマカロニ」も7サイト中、3サイトがオススメするスイス料理です。
アルペンマカロニは、ドイツ語圏の山岳地方発祥の料理で、マカロニとジャガイモを茹でた後に、チーズソースを絡めて作られます。
最後にトッピングとして、カリカリに揚げた玉ねぎを乗せて出来上がりです。
驚きなのが、付け合わせとしてりんごをすりおろした甘いソースがついていること。
その他、トマトや細かく切った野菜と合わせて食べるバリエーションもあります。
まとめ
スイスの定番郷土料理について、旅行サイトのオススメを集計する形で紹介していきました。
スイスはフランス、ドイツ、イタリアと接しているため、様々な地域の食文化が混ざり合う隠れたグルメ大国です。
スイスに訪れた際は、アルプスの景色だけではなく、スイスの「食」も是非楽しんでください。