この度HISのツアーを利用して、新婚旅行でスイスに行ってきました。
利用したツアーは「~憧れのスイス・4大名峰8日間~」というツアーで、アルプス4大名峰を巡りながら、ベルニナ線、氷河特急という2つの絶景列車に乗車できる6泊8日のツアーです。
ツアーの日程通り、日にち毎に記事を分けて更新しています。
2日目の予定はこちらです。
2日目の予定
- 世界遺産「レーティッシュ鉄道ベルニナ線」乗車
- ディアヴォレッツァ展望台で氷河とベルニナ・アルプス観光
- 世界のVIP御用達のリゾート地サンモリッツ散策
本記事では、ディアヴォレッツァ展望台の氷河、ベルニナ・アルプス観光について紹介していきます。
ディアヴォレッツァ展望台について
ディアヴォレッツァ展望台の概要
ディアヴォレッツァ展望台は、ベルニナアルプスと氷河を間近に見ることができる標高2985mの展望台です。
ピッツ・パリュ、ピッツ・ベルニナ、ピッツ・モルテラッチなどの名峰と、ペルス氷河、モルテラッチ氷河が眼下に広がります。
スイス政府観光局のHPにも詳しい説明が乗っていたので紹介します。
ベルニナ・ディアヴォレッツァ駅から125人乗りの大型ロープウェイでわずか10分。ベルニナ・エクスプレスの走るベルニナ線の旅と組み合わせることができる人気の絶景ポイントです。山頂駅と直結したレストラン前に広がるのは、1年中、万年雪と氷河に覆われた白銀の世界。眼前には間近に迫る雄大なピッツ・パリュPiz Palü (3905m)とペルス氷河 Persgletscher、右にベラヴィスタBellavista(3922m)、その奥にピッツ・ベルニナPiz Bernina(4049m)、左にピッツ・カンブレナPiz Cambrena(3604m)とベルニナ・アルプスの名峰が連なる壮大なパノラマビューを存分に満喫できます。
山頂にある「ベルグハウス・ディアヴォレッツァ」は、標高約3000mにあるとは思えないほど、メニューも豊富でクオリティも高く人気のレストラン。屋内の席も大きな窓から十分に眺望が楽しめますが、天気が良ければ外のテラス席がおすすめ。アルプスの絶景と澄み切った空気のもと、ビールや食事がすすみます。簡易ドミトリーですが宿泊も可能です
ディアヴォレッツァ展望台のアクセス
世界遺産ベルニナ線の「ベルニナ・ディアヴォレッツァ駅」からロープウェイが出ています。
ベルニナ・ディアヴォレッツァ駅からロープウェイに乗ること10分程度で、ディアヴォレッツァ展望台に到着します。
ここまで、ディアボレッツァ展望台の概要を紹介してきました。
以降、実際にHISのツアーで観光した際の写真を交えながら、ディアボレッツァ展望台について紹介していきます。
ディアヴォレッツァ展望台からの名峰、氷河鑑賞
ディアヴォレッツァ展望台までの行程
私が参加したHISのツアーでは、レーティッシュ鉄道のベルニナ線にサンモリッツ駅からティラノ駅まで乗車したので、展望台のあるディアヴォレッツァ駅は通り過ぎることになります。
そのため、ツアー専用バスがベルニナ線に沿って峠を越えて、ティラノ駅まで迎えに来てくれました。
険しい峠を1人で黙々と運転してきてくれた運転手さんに感謝です。
路線図は分かりやすく描かれていた「世界の鉄道」さんから借りてきました。
ちなみに、世界遺産ベルニナ線についても記事を書いているので、興味のある方は見てみてください。
バスでベルニナ・ディアヴォレッツァ展望台に到着すると、ここからはロープウェイに乗ることになります。
ロープウェイ乗り場の写真は撮り忘れてしまったので、こちらのサイトから借りてきました。
ロープウェイの中は結構混んでいましたが、外国人旅行者も品のある方が多かったので不快感はなかったです。
むしろ色々な国の言葉が聞けてなんだか嬉しかったです。
ディアヴォレッツァ展望台からの写真
ロープウェイから降りるとそこは標高2985mの世界。雪も残るほどの寒さです。ユニクロのウルトラライトダウンが無いと凍えてしまいます。
そして、急に高所に来たということもあり若干の息苦しさがあります。添乗員さんからは、走ったりして呼吸が乱れるような行為をしないように注意喚起がありました。
ディアヴォレッツァ展望台に着いた直後は雲が多く、1番標高の高いピッツ・ベルニナ(4049m)に雲がかかっていて、山頂の様子が見せませんでした。
お昼の時間がきたこともあり、ツアーの予定通り展望台にあるレストラン「ベルグハウス・ディアヴォレッツァ」で昼食をとることになりまいた。
またまた写真を撮り忘れていたので、レストランの写真も借りてきました。こちらの写真は「agoda」さんという予約サイトから借りています。
レストランの大きな窓からは、ベルニナ・アルプスの壮大な景色が一望できます。
ここの窓はマジックミラーになっていて外からは鏡のように見えるので、中国の観光客の方がウキウキでポージングするのが真裏から見えて結構面白かったです。
ちなみに、料理の写真も撮り忘れました。ほんとダメダメですね、疲れてたのかしら。
たしか料理のメインはソーセージだった気がします笑
食事をとっているうちに雲が晴れてきました。雲っていた時とはうってかわって、爽快感がハンパないです。
僕のお気に入りはピッツ・パリュ(3905m)でした。雪が歳月をかけて岩山を削り落としている様子に、スケールのデカさを感じます。
ベルニナ・アルプスの名峰と氷河を一望できる写真を撮りたくて、広角レンズで撮影してみました。
この写真に、山と氷河の名称を記載してみました。
ピッツ・パリュからペルス氷河が流れており、右の方でモルテラッチ氷河と合流しています。
氷河は、万年雪が圧縮されてガチガチに固まった氷なので、目で見ても流れているようには見えません。何十年何百年という気が遠くなるようなスケールでゆっくりゆっくり流れていくわけです。
ペルス氷河に2本のタイヤの跡のような黒い線がありますが、これはタイヤなどの跡ではなく氷河がゆっくり動いていく時にできる跡なんだそうです。
展望台の後ろの方に、記念撮影に人気の岩場があります。
「DIAVOLEZZA」は魔女峰という意味。悪魔的な美しさを持つ女性が山の向こうに住んでいて、その女性見たさで山を登った登山者が何人も帰らぬ人となったという伝説から魔女峰と名がついたそうです。
岩場を登ると、雪とスイス国旗が映える記念撮影スポットがあります。
ツアーでいくと他の方に記念撮影をお願いしやすいのも嬉しいですね。ここで、一生の思い出になる写真が撮れました。
天候に恵まれたこともあって、壮大な景色を沢山写真に収めされて大満足でした。
ディアヴォレッツァ展望台には、約1時間半の間滞在しました。たった、1時間半の間でしたが、めちゃくちゃ濃い1時間半となりました。
午前のベルニナ線乗車もあったし、人生の中で最も経験を積んだ1日かもしれない。
まとめ
ベルニナ・アルプスの名峰と氷河を一望できる、ディアヴォレッツァ展望台について、紹介していきました。
スイスに来てから、日本では味わうことのできない自然のスケールの大きさに驚きっぱなしです。
次の記事はこちら
ディアボレッツァ展望台のあとは、世界のVIP御用達のリゾート地「サン・モリッツ」で自由散策です。
展望台に登る際には、高山病にも注意しましょう
「HISスイスツアーのまとめ」はこちら