月々の携帯代を浮かせるために、ソフトバンクから格安SIMの楽天モバイルに乗り換えました。
ソフトバンク時代には毎月9,000円近くを携帯代に払っていましたが、なんと楽天モバイルの通話SIM3GBプランでは月1,600円です。
携帯にかかるお金がだいぶ浮いたので満足しています。
本記事では、僕が楽天モバイルに乗換える際に考慮した点や、店員さんから聞いた説明、注意点、手続き内容をまとめました。
乗換えを検討されている方の参考になれば幸いです。
楽天モバイルを選んだ理由
格安SIMを提供している会社はいくつかありますが、その中でも僕が楽天モバイルを選んだ理由を紹介したいと思います。
概要を言っておくと、月々の基本料金はどこの会社も似たり寄ったりな印象を持ったのであまり重要視していません。
安心感や、その他サービスと組み合わせた際のお得感を重要視しています。
実店舗を持っている
格安SIMを提供している会社の中には実店舗を持っていないところもあります。
何か相談や不具合があった際に全て自力で解決するのは大変なので、実店舗を持っている会社を候補にしました。
楽天モバイルは全国各地に実店舗を持っているので、何かあったときにすぐ相談できるのが魅力でした。
そして何より普段からネットショッピングでお世話になっているのもあって、安心できるも大きな理由の1つですね。
ちなみに、僕も手続きは店舗でやってもらったので簡単に楽天モバイルへ乗換えできました。
楽天モバイル契約で楽天ポイントが2倍つく
ポイント2倍という響きに魅力を感じるのは僕だけではないはずです。
楽天モバイルに契約すると、楽天市場での買い物のポイントが2倍になります。
楽天市場を利用する機会が多い人は、このポイント2倍という特典だけで楽天モバイルにする価値がありますね。
スマホ通信料を楽天ポイントで支払いできる
楽天モバイルの通信料はなんと楽天ポイントで支払いできます。これもかなり魅力的です。
楽天ポイントを2倍にしてポイントをジャンジャン貯めて、そのポイントでスマホ通信料を払う、これ最強ですよね。上手くやればスマホ料金実質無料も全然できそうです。
僕の場合、楽天ポイントは今までもある程度は溜まっていたのですが、何に使って良いか決めきれず貯めっぱなしになっていました。
今後は自動的に溜まった楽天ポイントからスマホ代金を引き落としてくれるので、ポイントが貯めっぱなしになるということもなくなります。
ポイントが無くなったらどうなるか気になる方もいると思いますが、その場合は通常の携帯料金の支払いのように、指定した口座から料金が引き落とされるそうです。
楽天クレジットカードとの相性が良い
楽天モバイルを選んだ理由の1つに楽天クレジットカードとの相性が良い、というのもあります。
楽天モバイルの料金を銀行から支払うと引き落としの度に手数料が100円かかりますが、楽天クレジットカードを指定すると手数料無料になります。
また、上に書いたように楽天モバイルにすると楽天市場でのポイントが2倍につき、楽天クレジットカードを利用することでポイントがさらに+3倍上乗せされます。
もちろん僕も楽天クレジットカードはちゃんと持っています。
僕の場合、楽天モバイルと楽天クレジットカード併せて楽天市場でのポイントが5倍付きます。お得感がすごいですよね。
ポイント貯めたいので最近はほとんど楽天クレジットカードしか使用してないです。
楽天モバイルを検討している方で楽天クレジットカードをまだ持っていない方は絶対1枚は持っておいた方が良いです。
下記バナークリックで楽天カードの申し込みフォームに飛べます。年会費無料のカードもあるので申し込まないと損ですよ。
ここからは、実際にSIMロック解除をしてソフトバンクから楽天モバイルに移る際の注意点や手続きを紹介していきたいと思います。
格安SIMに移る前に注意したいこと
まず格安SIMに移る大前提として、今使用してるスマホがSIMロック解除に対応している必要があります。
例えばiPhoneだったら6s以降の端末になります。
それ以前に発売された端末はSIMロック解除に対応していない為、新しくSIMロック解除に対応した端末かSIMフリーの端末を購入する必要があります。
詳しくはソフトバンクのHPにSIMロック解除に対応している端末が紹介されているので、自分の端末がSIMロック解除に対応しているか調べてみてください。
乗換えのタイミングはいつが良い?
いつ乗換えすべきか、本当に安くなるのか気になる方も多いと思います。
僕のケースになりますが、ソフトバンクと格安SIMの料金を比較したので、その結果を紹介したいと思います。
あくまで僕のケースになるので全てのケースがこれに当てはまる訳ではありません。信用しすぎないようにしてくださいね。
まず初めに、計算に使用した料金を紹介します。
あまり電話はしない方なので、パケ放題(6,156円)がついたホワイトプラン(1,008円)にしていました。S!ベーシックパック(324円)もつけています。
それにiPhone6sの本体代金を24回分割した4,440円がさらに加算されます。
これらの料金から、機種変更時に付いてくる月々割の-2,835円と、スマホを下取りに出した割引分-1,065円を引くと、毎月の支払額になります。
僕の場合、ソフトバンク時代の携帯料金は毎月8,028円でした。
格安SIMに乗換えする場合、ソフトバンク解約時に、
支払いが終わっていない分の端末代金と、
電話番号を格安SIMで継続して使用するために必要なMNP(マイナンバーポータビリティー)分の手数料(3,240円)と、
解約に伴う違約金(10,260円)がかかります。
ただし、違約金は更新月であればかかりません。僕の場合、更新月は11月21日から12月20日の間でした。
以上の前提をもとに、
SBのまま、
6か月で楽天モバイルに乗換えした場合、
13か月で楽天モバイルに乗換えした場合、
違約金のかからない更新月に乗換えした場合、
初めから楽天モバイルにした場合(機種変更も行う)
それぞれの携帯料金を計算しました。
横軸の始点となる2015年11月は僕がiPhone6sへ機種変更をしたタイミングになります。
楽天モバイルの月額料金は3.1GBプランの1,600円を想定しています。
楽天モバイルの料金が月1,600円の場合、機種変更と同時に楽天モバイルに移る場合が最も安くなることが分かります。
また、6ヶ月、13ヶ月とソフトバンクに長くいればいるほどトータルでかかる携帯料金が高くなる事が分かると思います。
ここで注目したいのが、違約金のかからない更新月に格安SIMに乗換えると前後の月より割安になっている点です。
当たり前といえば当たり前なのですが、違約金10,260円がかからない分安くなるのです。
では、楽天モバイルの料金を月3,000円にするとどうなるでしょう。
この値段は10GBプランに相当します。
先ほど紹介した、月1,600円のプランに比べて楽天モバイル移行のタイミングで生じる損得の割合が少なくなっている事が分かります。
これも考えれば当たり前なのですが、格安SIMの料金を上げると、月々割が効いたソフトバンクとの料金の差が少なくなるため、「早く乗換えした方がお得」ということが無くなることに由来します。
ここで注目したいのが、更新月に楽天モバイルに乗換た場合と初めから楽天モバイルにした場合とが同程度になっている点です。
つまり、楽天モバイルのプラン料金と月々割が効いたソフトバンクの料金の差額が小さい場合、更新月を狙って乗換えればさほど損をせずに楽天モバイルに移行できることが分かります。
以上の計算から言えることは、
楽天モバイルで想定している料金プランとソフトバンクの料金の差額が大きい場合、乗換え時期は早いほどお得。
更新月に乗換えすれば、前後の月に比べて割安に乗換えできる。
と言うことです。
かなり抽象的で当たり前の結果になっていますが、全体に当てはめるには上記の結論になります。
ちなみに、紹介した計算は途中でスマホを買い替えない事が大前提です。
格安SIM会社では、ソフトバンク時代のようにスマホを買い替えたからといって月々割が効く訳ではないので、機種変更をすると機種代がそのまま計算にのってきます。
2年に1回スマホを買い換えるような方は格安SIMに乗換えてもお得にはならないので、通信の速いソフトバンクのままの方が良いでしょう。
手続きの流れ
ここからは、実際に僕が楽天モバイルに乗換えた際にやった手続きを紹介します。
ソフトバンクでの手続き
ソフトバンクで行う手続きは2つです。
僕の場合はどちらもソフトバンクショップでやってもらいました。
①MNP(マイナンバーポータビリティ)の予約番号
他社に移っても同じ電話番号を使用するために必要な手続きです。
僕はソフトバンクショップでやってもらいましたが、自分で電話して取得することもできます。
その場合は、ソフトバンクの携帯電話から 0800-100-5533(無料)に電話すると取得できます。
②端末のSIMロック解除
ソフトバンクで使用していた端末をdocomo回線の楽天モバイルで使用するために必要です。
こちらも僕はソフトバンクショップでやってもらいました。
手数料として3,240円必要です。
冒頭でも述べていますが、SIMロック解除できる端末であることが前提条件です。
自分が使用している端末がSIMロック解除できるかどうかはソフトバンクのHPで確認するようにしてください。
楽天モバイルでの手続き
僕の場合は店舗で手続きを行いました。
基本、店員さんに任せておけば無事に手続きは終わります。
契約内容の説明、プランの選択、本人確認書類(免許証)の確認、クレジットカードの登録などを行いました。
ちなみに、楽天モバイルでの契約完了後にソフトバンクショップに行く必要はありません。
楽天モバイルが開通すると同時にソフトバンクは解約となります。
楽天モバイルの店頭受付は待ち時間に注意
上述したように、僕は楽天モバイルの契約手続きを店舗(楽天モバイルショップ)で行ったのですが、契約完了までなんと4時間もかかりました。
行った店舗は二子玉川、曜日は日曜日です。
開店の当時の朝10:00に店舗に行き、予約番号を取得。
その後12:00から簡単な説明を受け、13:00から契約手続き開始、14:00に契約完了という流れでした。
店舗にもよると思いますが、混むことを覚悟のうえ店舗に行くようにしましょう。
SIMロック解除端末で楽天モバイルのdocomo回線は問題なく使用できる?
SIMフリー端末に比べ、ソフトバンクからのSIMロック解除端末は電波状況が悪いという話を聞きますが、今のところ僕は問題なく使用できています。
また、楽天モバイル契約時にデモSIMを用いてデータ通信の確認と、通話の確認をしてくれます。
データ通信や通話が正常に行われている事を確認してからの契約となるので、安心して乗換えできました。
スマホが使えなくなる期間が生じる?
スマホが使用できなくなる期間は生じません。
上述したように、楽天モバイルを契約したタイミングでソフトバンク解約となるので、携帯電話が使用できなくなる期間は生じません。
契約完了時からすぐにスマホ使用可能です。
楽天モバイルのデータ通信速度、プラン、乗換え後の感想
さすがにデータ通信の速度はソフトバンク時代に比べて遅いと感じます。
それはSIMロック解除端末だからという訳ではなくdocomoの回線を間借りしている格安SIMだからです。
画像の読み込み時などなかなか画像が出てこず少しイライラします。
ですが、この少しのイライラを我慢すれば月に1,600円で携帯電話が使用できる訳なのでTotalで考えたら大満足です。
また、注意しなければならないのが3日間の通信制限です。
例えば月1,600円の3.1GBプランだと、3日間で540MBを超えると通信制限がかかります。
これが結構厄介で、動画を見たらほぼアウトと考えた方が良いです。
楽天モバイルでは、プラン毎に3日間の通信制限が決められているので、普段からスマホで動画などデータ通信料の多いものを見る方は、3日間の通信制限も意識してプランを決めるようにしましょう。
格安SIMを快適に上手に使いこなすためには、WiMAXなどのポケットWifiと組み合わせるのも有りだと思います。
僕は家のネット環境もWiMAXにして、外出するときはWiMAXを持ち歩くようにしました。
まとめ
ソフトバンクから楽天モバイルに乗換えする際の注意点や手続きなどをまとめました。
毎月のスマホにかかる料金は長期的にみるとバカにならない金額になります。
通信速度や新しい機種にそこまでこだわりが無いのであれば、すぐにでも楽天モバイルをはじめとする格安SIMに移行してお金を節約することをオススメします。