愛知にいる友人に会いに行ったついでに、三重まで足を伸ばして伊勢神宮参りをしてきました。
伊勢神宮の木々に囲まれた綺麗な参道や神々しい神宮を見ることができて、日々の仕事で溜まった疲れをリフレッシュすることができました。
また、近くにある「おかげ横丁」も活気があって、歩いていてとても面白かったです。
名古屋に行く予定があるけれど、名古屋周辺に魅力的な観光地が無くて(名古屋の方気を悪くさせたらごめんなさい)観光プランに困っている方は、是非伊勢神宮まで足を伸ばしてみてください!
では、伊勢神宮とおかげ横丁の様子を写真を交えながら紹介していきます。
伊勢神宮の基本情報
伊勢神宮には内宮(ないくう)と呼ばれる神宮と、外宮(げくう)と呼ばれる神宮があります。
内宮は太陽にもたとえられる天照大御神さまがまつられており、外宮は産業の守り神である豊受大御神さまがまつられています。
伊勢神宮で有名なのが、神宮式年遷宮と呼ばれる行事です。
20年ごとに神殿を建て替え、大御神に新しい神殿にお遷りいただく伊勢神宮最大のお祭りです。
式年遷宮の歴史は古く、1300年間の長い期間に渡って繰り返されているそうです。
前回の式年遷宮が平成25年だったので、次回は平成45年になります。
約20年後の事なので自分の身に何が起きているか分かりませんが、チャンスがあれば一度は式年遷宮に立ち会ってみたいです。
名古屋駅から伊勢神宮までのアクセス
■外宮に行く場合
外宮に一番近いのが、近鉄伊勢市駅です。
名古屋から近勢市駅までは、急行電車で1時間50分かかります。料金は片道1,450円です。
特急電車の場合1時間30分で到着しますが、特急券を含めて片道2,770円かかります。
■内宮に行く場合
内宮に一番近いのが、近鉄五十鈴川駅です。
名古屋から五十鈴川駅までは、急行電車で2時間かかります。料金は片道1,460円です。
特急電車の場合1時間40分で到着しますが、特急券を含めて片道2,780円かかります。
■外宮 ⇔ 内宮
外宮から内宮の間は、バスでの移動が楽ちんです。外宮、内宮のすぐ近くの道路からバスが出ています。
15分程度の間隔でバスが運行しており、外宮 ~ 内宮は15分程度で到着します。
伊勢市駅から伊勢神宮外宮まで
伊勢神宮参りをするには、「外宮先祭」という神宮のお祭りにならって、外宮→内宮の順番で参拝するのがならわしとなっています。
僕もなわらしに従って、外宮からお参りすることにしました。
外宮の最寄り駅の伊勢市駅までは、名古屋から急行で1時間50分程度。電車からのどかな景色を見たり、携帯をイジイジしていると案外あっという間に着きます。
何も考えずぼーっとできるので、僕は長時間の電車移動は結構好きだったりします。
伊勢市駅は外宮の最寄り駅というだけあって、駅舎が立派で土産店なども充実しています。
有名なお土産であれば、伊勢市駅でも充分購入可能です。
伊勢市駅の出口には、伊勢神宮(外宮)への案内が出ていました。
やはり伊勢市駅に訪れる人は、外宮へのお参りの方が多いのが分かりますね。
伊勢市駅は外から見ても立派な駅でした。駅前も広々しており開放的で雰囲気がよかったです。
街灯も景観に合うように配慮されており、和を感じさせるデザインになっていました。
伊勢市駅を出てからは、ただひたすらまっすぐ道を進めば、外宮にたどり着くことができます。
外宮への道の両側には、ご飯屋さんやお土産屋さんが立ち並んでいて、歩いているだけで楽しくなってきます。
道をまっすぐ進み続けると、外宮前の広場が見えてきます。
綺麗に区画整理されたまっすぐな道を抜け、外宮の開放的な広場が見えた時、なんとも言えない感動がありました。
外宮前の横断歩道には沢山の観光客の方がいました。広場入り口の街灯?が立派です。
次の項では、外宮の様子を紹介します。
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伊勢神宮 外宮
こちらが外宮の案内図になります。
今回は時間が慌ただしかった事もあり、表参道を通ってまっすぐ正宮に向かいました。
外宮には、勾玉池やせんぐう館など他にも見所も沢山あるので、時間がある方は是非ゆっくり回ってみてください。
正宮に通じる表参道は木々に囲まれた広々とした道です。木漏れ日の中をゆっくり歩く事ができるので、歩いていてとても気持ちが良かったです。
東京で仕事をしていると、なかなか自然に囲まれた環境でゆっくり散策なんてできないですからね。
自然と日光の力でリフレッシュできた気がします。
表参道を抜けると、神楽殿と呼ばれる建物が見えてきます。
写真には写っていませんが、この写真の左手にあるお神札授与所で、お神札やお守りを購入することもできます。
また、御朱印もここにあるお神札授与所でもらう事ができます。
神楽殿を通り過ぎると、正宮が見えてきます。
大きく立派な木々の奥、木の壁で囲まれた先に、木造の建物が複数並んでいるのが分かると思います。
建物は複数あるのですが、一般の方が入れるのは、参拝する建物までです。
お賽銭をお供えして、祈願してきました。
外宮へのお参りが終わったので、バスを使って内宮まで移動します。
バスは外宮の正面から15分程度の間隔で運行しています。
内宮参拝前に、赤福本店で休憩
内宮に行く前に一旦休憩しようということで、内宮近くのおかげ横丁にある、赤福の本店に向かうことにしました。
赤福と言えば、三重のお土産の定番中の定番「赤福餅」のお店です。
赤福餅は、白いお団子をあんこでぐるっと包んだお餅です。誰しもが一度は見たことがあるのではないでしょうか。
内宮の最寄りのバス停でバスを降り、おかげ横丁に向かいます。
バス停からおかげ横丁の赤福本店までは、徒歩で5分程度です。
おかげ横丁に関しては後ほど詳しく紹介しますが、観光客でとても賑わっており活気のある商店街です。
ノスタルジックなおかげ横丁の商店街を通り抜けた先に、赤福本店があります。
下の写真は、赤福本店で商品を購入するために並んでいる時に撮影した写真です。
店先には約50席分の畳の席が用意されていますが、パンパンに埋まっていました。
さすが有名店!
多くの方が座りながら赤福ぜんざいを食べていました。
僕も、赤福餅は食べたことがあったので赤福ぜんざいを食べることにしました。
赤福ぜんざいのお値段は520円です。
下に載せた写真が届いた赤福ぜんざいです。良い感じに焦げのついたお餅が、トロッとした滑らかなアンコに浮かんでいます。
アンコの味は甘すぎない上品な美味しさで、完飲してしまうほど食べやすかったです。
写真では隠れてしまっていますが、口直しに梅干しもついています。
赤福ぜんざいでエネルギーを蓄えたので、三重訪問の目的でもある、伊勢神宮の内宮に向かいました。
伊勢神宮 内宮
赤福の本店でエネルギーをチャージした後は、三重訪問の目的でもある伊勢神宮の内宮参拝に向かいました。
伊勢神宮そのものは有名ですが、伊勢神宮にまつられている神様までは知らない方という方は案外多いのではないでしょうか。
ちなみに僕も今回の伊勢神宮参拝前までは知りませんでした。
伊勢神宮の内宮には天照大御神がまつられています。
天照大御神は太陽を神格化した神様です。皇室の御祖先の神様で、日本の総氏神とされています。
五十鈴川に架かる宇治橋が、日常生活空間と神域をつないでいます。
橋の中央部は神様が渡る場所なので、端を渡るようにします。
また鳥居をくぐる際は、一礼してからくぐるようにしましょう。
他の神社ではあまり頻繁には見ない光景でしたが、鳥居をくぐる人の多くが一礼しながら通り抜けていました。
内宮の参道も手入れが行き届いていて、歩いているだけで、身も心も浄化されそうな美しさでした。
ゆっくり歩いて穏やかな気持ちになったあたりで、内宮の正宮に辿り着きます。
天照大御神がまつられている正宮は、立派な木々に囲まれた階段の先にあります。
見上げる形で正宮があるので、より一層神々しさが増して見えました。
鳥居の先は撮影禁止となるため、記念写真などを撮る際は、階段の下から撮影するようにしましょう。
伊勢神宮の内宮のお参りも終わり、身も心も清まったところで、参拝後のお楽しみである、おかげ横丁散策に向かいました。
おかげ横丁
おかげ横丁は、伊勢神宮の内宮から目と鼻の先にある商店街です。
おかげ横丁は、あえて古い建物を再現し古き良き商店街の雰囲気を大事にしています。
商店街そのものの風景に観光地としての魅力があって、歩いているだけでも退屈することはありません。
おかげ横丁のすぐ近くに大きな山も見えます。背の低い建物ばかりなので、目線を遠くに移すと自然を感じることもできます。
江戸時代の商店街ってこんな雰囲気だったんでしょうかねぇ。
昔の古い町並みを再現した商店街って他にも色々あると思うんですけど、近くに近代的なビルが見えたり、屋内だったりで、どこか気持ちが入り込めない事が多い気がします。
その点おかげ横丁は、町並みが自然と一体化した感じ。伝わりますかねぇ。
とにかく歩いているだけで、雰囲気ある町並みに気持ちから入り込む事ができます。
なかなか言葉では伝わらないと思うので、是非実際に行って体感してください。
商店街としての雰囲気づくりは建物だけではありません。
提灯や、のぼりなども商店街のあちこちに飾られています。
町並みはあえて歴史ある雰囲気にしているんですが、決して古くて汚い訳ではないんですよね。
道路は整備されているし、清掃は行き届いているし、提灯などの飾り物も手入れされていて綺麗なんです。
観光客に楽しんでもらうことを第1に考えている商店街だなぁ、という印象を受けました。
おかげ横丁では、食べ歩きも楽しめます。
三重と言ったら松阪牛ですよね!
一度は食べてみたかったんで、おかげ横丁の誠実屋さんで松阪牛の上串を注文しました。
上串でお値段500円。
なかなかのお値段です。ただ、味は最高でした。固体のはずなのにめちゃくちゃ柔らかかったです。
お肉って上等なものだと本当に柔らかいんですね。びっくりしました。
口の中も、旨味を含んだ脂でいっぱいになりました。こんなにジューシーなお肉を食べたのは初めてです。
上串でもめちゃくちゃ美味しかったのに、さらに上の極上があるなんて。一本1,200円なんて恐ろしくて手が出せませんが、想像を絶するほど美味しいんでしょうね。ゴクリ。。
食べ歩きやお土産選びを楽しんでいるうちにあっという間に暗くなってしまいました。
内宮の最寄駅は近鉄五十鈴川駅なので、内宮前のバス停からバスにのり、五十鈴川駅に向かいます。
内宮前から五十鈴川駅までは、バスで15分程でした。
五十鈴川駅の様子です。
外宮最寄駅の伊勢市駅にはお土産店もありましたが、五十鈴川駅にはお土産を買えるようなお店はありませんでしたので注意してください。
五十鈴川駅から名古屋駅までは急行電車で2時間程度ですが、
観光の疲れもあって爆睡したのであっという間に名古屋に到着しました。
日帰りでしたが、充分に伊勢神宮観光を楽しむ事が出来ました。
名古屋に訪れる予定はあるものの、どこに行くか悩んでいる方は是非三重の伊勢神宮まで足を延ばしてみてください。
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まとめ
名古屋から日帰りで行ける観光地として、三重県の伊勢神宮周辺を紹介しました。
外宮と内宮を参拝して清らかな気持ちになってからの、おかげ横丁散策は最高です。
心身共に充実できること間違い無しなので、名古屋付近の観光にお悩みの方は是非伊勢神宮を訪れてみてください。