料理1つ1つに演出があって、楽しみながら食事ができる料理屋さんがあったとしたら、行ってみたいと思いませんか?
東京駅の丸の内エリアにあるイルギオットーネ(IL GHIOTTONE)は、様々な工夫が凝らされた料理を楽しむことができるお店です。
和風イタリアンという和も洋も感じられるような芸術的な料理に加え、料理を提供する際にはあっと驚くような演出があるため、まるで何かの美術品を見ているような感動さえあります。
もちろん、料理の味も文句なしです。
店内は落ち着いた雰囲気のため、ちょっと贅沢な女子会や、記念日のランチのお店にバッチリです。
本記事では、イルギオットーネの店内の雰囲気や、工夫を凝らした料理の数々を写真を交えながら紹介します。
この記事を見たら、絶対行ってみたくなるはずですよ!
イルギオットーネ(IL GHIOTTONE)の外観
イルギオットーネは東京駅の丸の内エリアにある、TOKIAビルの1階に店を構えています。
なぜかは分かりませんがコウモリのイラストが書いてあるので、すぐ分かると思います。
TOKIAビル内のイルギオットーネの入り口。
看板などは出ておらず、壁に埋まっているので近づかないとどこが入り口か分かりません。
いかにも東京の高級店っぽい、洗練された雰囲気の入り口でした。
イルギオットーネは、TOKIAビルの外から入ることもできます。
道路に面した入り口の写真も載せておきます。
和風イタリアンのお店ということもあって、ガラス張りにも関わらず和を感じられるような外観になっています。
如何にも美味しい料理を提供してくれそうな外観ですよね。
イルギオットーネ(IL GHIOTTONE)のお店の雰囲気
次は、イルギオットーネの店内の様子を紹介します。
店内は、和を基調とした暖かな雰囲気。イタリアンな感じはあまりありません。
テーブルは洋風でした。
ピシッとした綺麗なクロスがひかれたテーブルです。清掃も行き届いていて清潔感がありました。
テーブルには、陶器の入れ物に入った生花が飾ってありました。
青々とした花だったので、きちんと毎日入れ替えているんでしょうかね。
気配りが嬉しかったです。
せっかくなので、お花もパシャリと撮っておきました。
清潔感があり、落ち着いた雰囲気の店内なので、女子会や記念日のデートにぴったりだとと思います。
イルギオットーネ(IL GHIOTTONE)のランチコース実食レポート
今回は、一休.comを通して6,000円のランチコースを予約しました。
今回いただいたランチコースのメニューはこんな感じ。
メインの料理は、+1800円で和牛フィレ肉、+2,000円で黒トリュフに変更できましたが、今回は料金は払わず、豚ロースの炭火焼きのままにしました。
「焦げちゃった!!わかさぎ」ってどんな料理だろう。ものすごく気になる。
コースの料理が出てくる前に、パンを持ってきてくれました。
なんとこのパン、熱々に温められた石の上に置かれているので、温かい状態のままいただくことができます。
温めた石の上にパンが乗っている、という提供方法が初めての経験だったので、ウェイターさんが箱を開けながら説明してくれた時に思わず驚きの声が漏れてしまいました。
コース料理に入る前から、既にイルギオットーネのサービスに感動です。
コース前にこのクオリティなので、コース料理もかなり期待できます。
コース料理の1品目は「焦げちゃった!!わかさぎ」
ほんとに真っ黒ー!!びっくりするほど真っ黒です。
店員さんの説明によると、わかさぎの表面の焦げに見えるものは、食べることができる竹炭とのこと。
わかさぎには炒った京茶葉が振りかけられています。
もう少し寄ってみると分かりやすいでしょうか?
食べてみると、わかさぎは全然焦げておらず、ちょうど良い焼き具合!
竹炭の食感と風味がわかさぎの美味しさを引き立てているように感じました。
「焦げちゃった!!わかさぎ」のインパクトで上がったテンションが冷めらやぬまま、2品目が運ばれてきました。
2品目は、「サーモンのタルタル・いくら」
ボール状のガラスの容器にスモークを封じ込めた料理が目の前に運ばれてきます。
ウェイターさんが、ボールを開けた瞬間、桜チップのスモークの良い香りがふわっと広がります。
スモークの良い香りが広がった後に、皿の上には海の中の1場面を切り取ったような料理が現れました。
野菜が海中のサンゴやイソギンチャクのように見えませんか?
料理を食べている時には気づかなかったのですが、もしかしてこのスモークの演出は、浦島太郎に出てくる玉手箱を表していたりして?
こんなに想像を巡らせられる料理に出会ったのは始めてです。
他のお店で食べたコース料理は、なんとなく盛り付けが綺麗だな程度にしか思わなかったんですけどねぇ。
見た目だけではなく、味も文句無しに美味しかったです。
いくらはプリップリ、サーモンの塩気も絶妙で、食べた後にはスモークの風味がフワッと残ります。
ビール片手に、飽きるまで食べたかったです。
3品目は「分厚い鰆・大根 採れたてのお野菜」です。
鰆は「さわら」っと読みます。
写真から見て分かるとおり、分厚くカットされた鰆に、新鮮な野菜が盛り付けてあります。
また、いろんな種類の大根の薄切りの漬物が敷いてありました。
この料理には、まだ秘密があります。
ウェイターさんが、この野菜の上から大根おろしのシャーベットを振りかけてくれます。
この大根おろしのシャーベットがまた最高でした。後味がちゃんと大根の味!野菜との相性も抜群です。
鰆もキンキンに冷えました。刺身は冷たい方が美味しいですからね!
この鰆もとても分厚いので、ステーキのようにナイフでカットしながら食べました。
4品目は「甘海老・水菜 スパゲッティ」。
スパゲッティに乗っているのは、かなり大振りのエビです。
写真では、少なく見えるかもしれませんが、ここまで色々食べてきたのでちょうど良い量でした。
パスタの食感が程よく、美味しかったです。
5品目のメインが「豚ロースの炭火焼き 白いんげん豆のピュレ いろいろキャベツ」です。
詳しいキャベツの種類は忘れてしまいましたが、紫キャベツのペーストや、揚げたような食感のキャベツも添えられていました。
豚ロースも食べごたえがあって美味しかったです。
ちなみに、この料理も写真では少なく見えるかもしれませんが、食べ終わった後は満腹の状態でした。
お腹が一杯になった後は、食後のデザートでまったりタイムです。
デザートはババロアでした。
このババロアを紅茶と一緒にゆっくりいただきました。
デザートも素晴らしい美味しさでした。
家でこんなに美味しいデザートが食べられたらどんなに幸せなことか・・
「焦げちゃった!!わかさぎ」のサプライズに始まり、目の前のスモーク、最後に美味しいデザートと、最初から最後までありとあらゆる手段で楽しませてもらいました。
こんなに楽しみながらコース料理を食べたのは産まれて初めてでした!
特別な日に、特別な料理が食べたい方は、是非、丸の内のイルギオットーネに訪れてみてください!
イルギオットーネ(IL GHIOTTONE)の基本情報
アクセス
東京駅の丸の内口から徒歩5分です。
上で紹介しているように、TOKIAビルの1階にあります。コウモリのイラストが目印のビルです。
営業時間
2017年3月の時点での営業時間は
ランチ 11:00~14:00
ディナー 18:00~20:30
となっています。
人気店ですので、予約は取っておくようにしましょう。
ドリンクメニュー
2017年3月の時点でのドリンクメニューを載せておきます。
参考までに、無農薬無添加ノンアルコールシャンパンと、さくらワイン・スパークリングを注文しました。
さくらワイン・スパークリングはフルーティーで飲みやすかったです。
まとめ
丸の内にある、和風イタリアンのお店、イルギオットーネ(IL GHIOTTONE)について紹介しました。
記事の中で紹介した通り、味覚だけでなく、五感すべてを使って楽しめるような工夫を凝らした料理をいただくことができます。
お店の内装も綺麗で落ち着いた雰囲気なので、女子会や記念日デートにぴったりです。
少し贅沢して美味しい料理を食べたい!という方は、是非イルギオットーネ丸の内店に訪れてみてください。
同じTOKIAビルにあるフレンチのお店「resonance(レゾナンス)」についても記事を書いています。こちらも素敵なお店ですので参考にしてみてください。