WordPress有料テーマである「AFFINGER」には、サイトを上位表示する上で必要不可欠となるSEO対策がふんだんに盛り込まれています。
本記事では、「AFFINGER」に標準搭載されているSEO対策について詳しく説明していきます。
この記事で分かること
本記事を読み終わると、下記の内容が分かるようになります。
- アクセス数の改善におけるSEO対策の重要性
- 「AFFINGER」に搭載されているSEO対策
- 「AFFINGER」のSEO対策に効果があると言える根拠
アクセス数改善におけるSEO対策の重要性
サイトのアクセス数を伸ばすしていくためには、検索順位をより上位に表示することがなにより重要です。
検索表示順位1位の記事と2位の記事とではクリック率は約2倍も違うと言われています。
また、検索画面において同じ1ページ内に表示される1位と10位とでは、その差は20倍にまで広がります。
そのため、自分の記事が検索1ページに表示されたからと言って満足しているようではアクセス数は改善していきません。
アクセスアップを目指すためには着実に検索順位を上げていく必要があるのです。
では、どうすれば検索上位に表示させることができるのでしょうか。
サイトを検索上位に表示するためには、SEO対策が重要になってきます。
そもそもSEO対策とは、”Search Engine Optimization”の略。
「検索エンジンが好む形にサイト構造を最適化する」という意味です。
検索エンジン、おもにGoogleは、検索ユーザーの役に立ち満足度の高いページを好みます。
Googleは、対象のページが、検索ユーザーにどれほど役に立っているか、また、どれほど満足しているかを判断するために、検索ユーザーの動向を細かくチェックしています。
Googleが収集しているパラメータの例としては、直帰率、ページ滞在時間などのサイト訪問者の情報や、被リンク数などがあります。
ここらへんの話は、説明するとどんどん難しい話になっていくのですが、我々サイト運営者がすべきことは意外とシンプルです。
それは、下記の2つです。
サイト運営者がすべきSEO対策
- 検索ユーザーが満足できるようにコンテンツの質を高めること
- 検索ユーザーに快適な操作性を提供すること
それぞれのSEO対策について簡単に説明します。
サイト運営者がすべきSEO対策① コンテンツの質を高めること
Googleは、検索ユーザーが抱えている課題や悩みに対して、より「正確かつ利便性の高い情報」をより「適切に提示」したいと考えています。
この点に関して、記事を執筆するにあたり我々サイト運営者ができることは、検索ユーザーの検索意図を理解したうえで「ライバルサイトよりも詳しく、そして分かりやすく情報を提供すること」です。
いわば、ライティングスキルと知識、そして記事の構成によって成り立つものです。
「コンテンツの質」については、努力と勉強量によって改善していく必要があります。
ライバルサイトを圧倒するような質の高い記事を書くことができれば、おのずと検索ユーザーのページ滞在時間は長くなり、直帰率は減少し、自然な被リンクがつくことになります。
結果、サイト全体の信頼性の向上に繋がります。
サイト運営者がすべきSEO対策② 快適な操作性を提供すること
一方、「検索ユーザーが快適に感じる操作性」とはどのようなものでしょうか。
快適に感じる操作性
- サイトの表示速度が速くイライラしない
- レイアウトが綺麗で見やすい
- 欲しい情報がどこにあるか分かりやすい
- 文章が読みやすい
- 適切な検索キーワードで検索結果に表示される
ユーザーが快適に閲覧できるサイトには上記のような特徴があります。
皆さんの経験も踏まえて考えてみてください。
表示速度が遅いサイトに出会った場合、記事の内容が表示される前に”戻る”ボタンを押したりしませんか?
レイアウトが汚くごちゃごちゃしたサイトでは、そのサイト内の記事を読み進める気にはなれませんよね?
こういった、検索ユーザーに不快な思いをさせる操作性になっていると、Googleが収集しているパラメータにも悪い数字として現れてきます。
表示速度の遅さに我慢できず、検索ユーザーが"戻る"ボタンを押してしまうと、「直帰率」が悪化します。
読みにくい記事構成になっており、検索ユーザーが"記事を流し読み"してしまうと、「滞在時間」が悪化します。
前述の例だけでも、サイトの操作性がSEO上重要であることが伝わったかと思います。
我々サイト運営者は、検索ユーザーが快適にサイトを閲覧できるように、操作性の向上に努めないといけないわけですが、htmlやcssに関する高度な知識がないと、サイト構造を根本から最適化することは困難な作業となります。
そこで、有料WordPressテーマの「AFFINGER」の出番になります。
「AFFINGER」には、検索ユーザーの操作性向上に関わる機能がふんだんに盛り込まれています。
前置きがとても長くなってしまいましたが、ここから「AFFINGER」に搭載されているSEO対策について詳細に紹介していきます。
AFFINGER(アフィンガー)のSEO対策機能について
「AFFINGER」には、サイトの上位表示に必須のSEO対策が標準機能としてふんだんに盛り込まれています。
「AFFINGER」のSEO対策機能の一部をざっくり紹介すると、下記のとおりです。
AFFINGERのSEO対策
- サイトの高速表示
- レスポンシブデザイン(PCとモバイル端末毎に最適化したレイアウトでサイトを表示)
- 内部リンク強化(関連記事、人気記事、パンくずリスト)
- 検索キーワード最適化(メタキーワード、メタディスクリプション、タイトル)
- クローラーに正しく認識される見出し(タイトルはh1、記事の見出しはh2)
- 低品質記事対策(記事毎にnoindex)
- アクセス解析ツールと簡単に連動(Googleアナリティクス、サーチコンソール)
- 各種SNSと簡単に連動
これでもか、というくらいSEO対策が盛り込まれていることが伝わるでしょうか。
以降のページで、それぞれのSEO対策機能について紹介していきます。
「AFFINGER」はサイトの表示速度が速いWordPressテーマ
サイトの表示スピードに関連したデータに、サイトに訪れるユーザーは「サイト表示まで2秒しか待つことができない」という解析結果があります。
Webページの読み込みにかかる時間が2秒までは直帰率は9%ほどだが、3秒を超えると一気に直帰率が増え、5秒になると38%まで増えている。
引用:Pingdom
"サイトの表示まで3秒かかると、ユーザーの直帰率が急激に増える"ということがデータから明らかになっています。
そのため、多くのユーザーをサイトに呼び込むためには、「どれだけ高速でサイトを表示できるか」が重要な要素になってきます。
「AFFINGER」は他の有料テーマと比べても、サイトの表示速度が速いテーマです。
標準機能でもサイト表示の速さを実感できますが、更なる速さを求める人のために簡単にAMP化出来る仕組みも備えています。
ここで、AMPを知らない方のために、簡単に補足しておきます。
AMPとは?
「AMP(Accelerated Mobile Pages)」とは、Googleが推進しているモバイルページを高速に表示させるための手法のこと。
CSSやJavaScript の機能を限定することでサイト表示速度を高速化し、ユーザーの利便性を向上させる仕組み。
このAMP化ですが、コードが複雑だったり、CSSの機能が限定されることでデザインが崩れてしまったりと、確認しなければならない内容が多く、初心者がサイトに適用するにはかなり高いハードルがあります。
しかし「AFFINGER」では、このAMP化がボタン1つで実装できてしまいます。
しかも、記事毎に適用するかどうか選択できるので、記事毎にデザイン崩れを確認できたり、個別に高速化したい記事を選ぶことができます。
「AFFINGER」は、標準でもかなりの高速化を実現していますが、将来的に更なる高速化を目指したい方にも使いやすいテーマになっています。
PC、モバイル端末のレスポンシブデザイン
Googleはモバイルフレンドリーなサイトを上位に表示すると公式に発表しています。
モバイルフレンドリーとは、モバイル端末向けにサイトを最適化することを指しています。
高速化されたサイトや、モバイル端末での閲覧時に見やすいレイアウトになってるサイトは、モバイル端末ユーザーの満足度の向上につながり、サイトの表示順位にも反映されることになります。
「AFFINGER」はレスポンシブルデザインに対応したWordpressテーマになっています。
レスポンシブルというのは、デバイスに応じて、最適なレイアウトでサイトを表示してくれる機能を指します。
「AFFINGER」のレスポンシブルデザイン、つまり、デバイス毎に最適なレイアウト表示は、前述のとおりユーザー満足度に繋がり、結果としてサイトの上位表示に寄与することになります。
内部リンク強化
欲しい情報がどこにあるか分かりやすいサイト構成にすることは、サイト内回遊率の上昇に繋がりSEO上有効です。
「AFFINGER」には、内部リンクを強化しサイト内回遊率の改善に繋がる機能も複数搭載されています。
内部リンク強化機能のうち、代表的なものが、サイドバーへの人気記事の表示や、パンくずリストになります。
こちらが「人気記事の表示」
こちらが「パンくずリスト」
「パンくずリスト」とは、記事が所属するカテゴリを階層で表示してくれる機能です。
パンくずリストを表示することで、検索ユーザーがカテゴリ内を回遊する効果が期待できます。
「人気記事の表示」、「パンくずリスト」ともに、難しい操作無く、簡単に実装可能です。
また、カテゴリ毎の関連記事をスライダーで表示させるブログパーツも標準搭載されています。
↓こんなパーツが簡単に実装できます。
これらの機能によって、検索ユーザーがサイト内を回遊してくれる可能性が上がるので、結果としてSEOの改善に繋がります。
検索キーワード最適化
通常はプラグインを用いて実装するような機能についても、AFFINGERに標準搭載されています。
その1つが”検索キーワードの最適化”です。
「AFFINGER」では、メタタグ(メタディスクリプション、メタキーワード)やタイトルを簡単に設定することができます。
メタタグについて知らない方のために、簡単に補足しておきます。
メタタグとは?
「メタタグ」とは、htmlファイルのheadタグ内に記述するタグのこと。
ページの設定や情報を検索エンジンに伝えるために利用されます。
- 「メタキーワード」: ページがどのようなキーワードについて書かれたものかを記載する。
- 「メタディスクリプション」: ページについての概要を文書で記載する。通常100文字程度。検索順位に直接は影響しないが、ユーザーに有効なアピールができれば、クリック率の改善が見込める。
ここで説明した「検索キーワードの最適化」と、次に説明する「クローラーに正しく認識される見出し」を最適化し、サイトの情報を正しくGoogleに伝えることで、SEO改善が見込まれます。
クローラーに正しく認識される見出し
はじめに、クローラーについて知らない方向けに簡単に補足します。
クローラーとは?
「クローラー」とは、Googleのwebデータ収集プログラムのこと。
インターネット上に張り巡らされたリンクを辿りながらサイトの情報収集をしている。
記事の構成を、クローラーに正しく伝えることで、検索ユーザーの”検索意図”に沿った形で、検索結果に表示してもらうことができるようになります。
ユーザーの検索意図にあった形で表示がされることで、”検索ユーザーの欲しい情報”と”記事の内容”のミスマッチを抑えることができます。
結果、直帰率や滞在時間の改善に繋がり、さらに記事が上位表示される、という良いループに繋がります。
クローラーに正しく記事の構成を伝えるためには、記事内の「見出し」を適切につける必要があります。
見出しの設定自体は、WordPressの標準機能として備わっています。
AFFINGERでは、さらにこの「見出し」まわりの装飾が充実しているので、視覚的にも記事にメリハリをつけることができます。
ちなみに少し脱線しますが、クローラーの「リンクを辿ってページをインデックスしていく」、という特性上、前述の「パンくずリスト」や「カテゴリ毎の関連記事表示機能」などの内部リンク強化機能も記事の階層構造を伝えることになり、SEO上良い効果があると言われています。
低品質記事対策
記事作成を進めていくと、読まれない記事が出てくることは避けられません。
読まれない記事、読まれても滞在時間や直帰率が高い記事は「質の良くない記事」となります。
SEOは記事全体、サイト全体で評価されるものですので、「質の良くない記事」をそのままにしておくと、サイト全体の評価にも悪い影響を及ぼします。
AFFINGERでは、Googleクローラーに記事をインデックスさせない「noindex」が記事ごとに選択できるようになっています。
プラグインを適用すれば実装できる機能ですが、標準機能としてテーマに組み込まれている分、使い勝手が良いメリットがあります。
プラグインを入れまくっていると、プラグイン同士が競合して不具合を起こしたり、速度が遅くなったりするので、素のテーマに必要な機能が組み込まれているのは地味にありがたいです。
アクセス解析ツール、各種SNSとの連携
アクセスアップを図る上で、アクセス解析ツールの連動は必須です。
もちろんAFFINGERは、簡単にアクセス解析ツールと連携することができます。
また、TwitterやFacebookなどの各種SNSとの連携も簡単です。
最近GoogleはE・A・Tと呼ばれる、下記の要素を重要視していると言われています。
- E:Expertise(専門性)
- A:Authoritativeness(権威性)
- T:TrustWorthiness(信頼性)
このE・A・Tの視点で考えると、記事の質を向上させるだけでなく、サイトや情報発信者自身のブランディングが必要になってきます。
SNSはブランディングを進める上で有効なツールとなります。固定ファンを付けられるように積極的に情報を発信するようにしましょう。
AFFINGERに標準搭載されているSEO機能について、一気に紹介してきました。
AFFINGERには、SEO対策機能がふんだんに盛り込まれていることが伝わりましたでしょうか。
AFFINGERのSEO対策について紹介してきましたが、”AFFINGERのSEO対策が、本当に検索順位に効果があるか” まだ疑っている方もいると思います。
そのような方の不安を払拭するために、一例ではありますがAFFINGERの実績について簡単に紹介します。
「AFFINGER」のSEO対策に効果があると言える根拠
「AFFINGER」のSEO対策の効果について、アフィリエイトサイトの実績を紹介していきます。
AFFINGERは多くのアフィリエイトサイトに採用されている
ASP最大手のA8.netで開催されている「A8コンテスト」では、15以上の「AFFINGER」サイトが受賞しています。
「AFFINGER」が、アフィリエイトで生計を立てているアフィリエイターからも信頼されているテーマであることが分かると思います。
人気のアフィリエイトジャンルで上位表示されている
人気のアフィリエイトジャンルである「食材宅配」単一ワードの上位3サイトは全て「AFFINGER」のサイトになっています。
先ほど紹介した「AFFINGER」のSEO対策を使いこなすことができれば、人気のジャンルでの上位表示は可能です。
以上の例から、「AFFINGER」が非常に多くの実績のあるWordpressテーマであることが分かると思います。
アフィリエイトの成果を最大化したいのであれば、「AFFINGER」は必ず強い武器になることでしょう。
まとめ
前半では「アクセス数改善におけるSEO対策の重要性」について紹介しました。
しっかりSEO対策をして、検索上位に食い込まない限り、大きなアクセス数改善は見込めません。
SEO対策の中には自身の努力だけで改善できるものもありますが、効率を求めるのであれば有料のWordPressテーマの使用をオススメします。
なかでも「AFFINGER」は、多くのアフィリエイターに信頼されているSEO対策の充実したWordPressテーマです。
後半では、その「AFFINGER」に搭載されているSEO対策機能について紹介しました。
アフィリエイトの収益を最大化したいのであれば「AFFINGER」は必ず強い武器になります。
筆者自身の経験で言うと、初めてのASPからの収益は、WordPressテーマを「AFFINGER」に変えた直後に発生しました。
今でもAFFINGERに変えて良かったと思いますし、これからもAFFINGERで頑張っていこうと思っています。
「AFFINGER」公式サイトには、より詳細な説明が記載されています。是非確認してみてください。